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白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

任期最後の一般質問&一般質問のウラ話

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内容
 熊本市議会の一般質問の現状
 傍聴者向けに託児を初めて手配
 市民に分かりやすく、傍聴したいと思うような議論にするために工夫した事
 質問の概要
 

12月17日(月)はこの四年間で最後の一般質問だった。

議会事務局から早く原稿を出してくれとの働きかけが頻回で、私もすでに「早く、早く」と思っていたので、相まってストレスが大きくなり、頭がぼんやりしてしまって、気持ちは焦るけど準備ははかどらない時期もあった。その時期も乗り越えて、なるべく自分にストレスをかけないようにと思いながら準備を進めた。

規則で決まっているのは「質問の要旨」を通告することだけど、現状では、議会事務局(熊本市)からは原稿の提出まで求められてしまう。議会の「議」は「議論」の議。大辞林第3版(三省堂)にも議の意味は、はかる、話し合う、論じるとあり、その例文として議案、議員、議院、議会、議事などの言葉が列挙されている。議会は本来であれば、通告した内容に関して自由に議論する場。しかし、現状では原稿提出が求められ、それに対して担当課が回答を作り、局長の同意を取り、書面で「このような回答になります」とくる。その後、市側で担当課、局長、市長も含めた「対応会議」があり、「大体そのままの回答です。」という時と、「対応会議を経てこんな風に変わりました。」となる時とがある。そして、議会本番ではその原稿を読み合う、という具合。以前、若い友人達が傍聴してくれた事があったが、「あれって前から決まってるんですね。」とがっかりした様子だった。

私自身もこの硬直的なやり方だと準備が非常に難しく感じる。
通常の話し合いや議論は、こちらが問いかけたら、あちらが答える、そしてその答えに対してさらに問う、そして相手がそれに答える。このやりとりを通して、議論を深めたり追求したりができる。なので、相手の回答を聞いて初めて次の質問ができるのに、その回答を聞く前に、「すべての質問を出してくれ」と言われても非常に困難なのだ。例えば、20問の質問を出して、20の回答が書面で一度に返ってくるだけであれば、ひとつ聞いて、ひとつ答えが返るのみでやりとりはブツブツ途切れ、自然なやりとりとはならない。

議会での一般質問や質疑は、「議論が噛み合うように通告した内容に関して、互いが準備をしてきて、その場でやりとりをする」というのが本来の在り方だと思う。

その本来の在り方に近づけるように、傍聴している方に分かりやすいように、今回「できる限り一問一答方式で質問する事」と「お辞儀」は一般質問の最初と最後にする事に決め、冒頭でその方針をみなさんに説明した。慣例的なやり方だと、一つの発言ごとに6回もお辞儀をする。発言の前に3回、発言後に3回。市長などの説明員席、議長、そして議場の3方。これでは2時間の持ち時間のうち、相当の時間を「お辞儀」に費やしてしまうし、活発な議論にはなり得ない。

質問は40以上行なったが、ざっくりと以下のような内容。
子育て支援の充実として、産後ホームヘルプ利用者へのアンケート実施、検診の問診票の見直し、子供の医療費助成、ひとり親家庭への支援の充実、市役所内保育所・一時預かり所の設置、市主催イベントへの無料託児提供など。

仕事と子育ての両立支援の充実として、3歳の壁、離職時における保育園利用期間を国の基準まで延長する事、児童育成クラブの受け入れ学年、時間延長など。

学校現場における体罰の現状と対応状況について

児童虐待防止と通告について 虐待の原因と対策について、昨年度、熊本市で「泣き声が聞こえる虐待かもしれない」としてかかってくる「泣き声通告」は32世帯に関してあり、そのうち26世帯は虐待でないと判断された。つまり81%の泣き声による通告は間違いであった。通告の啓発のあり方を問い直す必要があるのではないか、などなど。

人工内耳に関する補助拡大について

政治分野における男女共同参画の推進に関する法律の施行を受けて、女性議会の開催、副市長への女性職員登用などなどについて。

市民からの要望に対する市の対応方針について。これについては、実は「市民の声データベース」というのが存在して、各課が市民からの要望などを打ち込み、全庁的に把握することになっているが、この存在が周知徹底されておらず、あまり使われていないという事がわかった。

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もうひとつ、とっても大事な事。子供づれで傍聴に来てくれる方々がいそうだったので、議長と議運長に議会として託児の手配を要望していたが、残念ながら提供されなかったので、自分で用意した。合計7人の子供が利用できて、保護者の方々も安心して傍聴できてとても良かった。

意見交換や質問を通して、様々に改善・改定されることになった部分もあり、概ね満足のいく内容だった。

様々に忙しい中に、遠方からも傍聴に来ていただいた方々、インターネット中継で傍聴いただいた方々に心から感謝しています。
質問の準備に(仕事とは言え)尽力してくれた議会事務局の職員の方々、各担当課の方々、日々の業務に加えて議会対応は大変だろうと思うけど、ありがとうございました。
 
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  1. 2018/12/17(月) 03:23:47|
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