白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

東京出張 国際シンポジウム「選挙を変えれば暮らしが変わる」

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2018.4.20, 21

久々に、「ぜひ行きたい!」と思った東京でのシンポジウムに行ってきました。
ヘルニアのある私の代わりに道玄を抱っこ・お世話してくれる学生さんと共に。
学生さんにはビデオ担当にもなってもらいました。
会場は人で溢れて熱気ムンムン。道玄は暑くてぐずったので、学生さんが廊下であやしてくれ、私がビデオを引き継ぎました。そういえば、他にも赤ちゃん連れの方が来てたなぁ。

シンポジウムでは男女共同参画を進めた国の選挙制度の説明があった。
ノルウェーとニュージーランドは比例代表制で、男女交互の名簿。しかし義務ではなく、それが国民の期待であり、そうしないと国民の批判を買い選挙で負けると分かっているので、当然のこととしてそうなっている。

韓国は日本と同じような文化と選挙制度。その中で女性を増やす為に、比例代表制の方の名簿を男女交互とすることを義務とした。それに資金の10%を女性議員を増やす為に使わなければならないということも義務としている。「公職選挙法」と「政治資金管理法」両方を改正して義務規定にしてから、女性議員が増えて来たそう。日本も似たような文化で自然には女性議員は増えにくいので、義務規定を入れることが肝要だということと、トップ(首相)の意志・行動が大きく影響する、とのこと。

選挙の制度は「こういうものです。」とあたかもそれが当然のことであるかのように学校で習った記憶がある。
大人になってから候補者を一人ではなく、二人選ぶ制度の方が民意を正確に反映しやすいなど、様々な選挙制度があり、それで結果が大きく異なるということを知った。

今回のシンポジウムでも、全ての選挙を比例代表制にして、名簿を男女交互にすれば当然男女約半々になるということを知ることができた。ニュージーランドについては、国民投票をしてまで選挙制度を変えたのだけど、はじめは男女のバランスを取る為にではなかったそう。以前日本と同様の制度だった時に、これまた今の日本と同じように議席の大部分を一つの政党が占めるようになり、政治内に「チェックとバランス」の機能が働かなくなったことがきっかけだったそう。

赤ちゃんを職場に連れて行く件についても、今行われているやり方が絶対ではない。
当然と思い込んでいたものを問い直して、より皆が幸せになる方向へ。
選挙制度についても、様々な選択肢があることが皆に伝わって行くといいなぁ。

シェア会をしよう。

それに調べてみたら、今回の国々の領事館が福岡にある。東京から呼ぶのは交通費などがかかりすぎて厳しいけど、福岡からなら呼べるかもしれない。熊本でもやりたいな〜。わくわく。一緒にやりたい人はお声掛けくださいね。

素敵な写真付きで内容を要約してくれているので、以下を見てみてください。
https://frihet.exblog.jp/29458945/

以下は、参加者の一人「さみどりの会」の岡田夫佐子さんの感想を若干編集したもの。最後に私の質問についても書いてくれています。
ーーーーーーー
私はニュージーランドの再生可能エネルギー割合が現状でも75%程度。2023年だったか、には、100%を目指しているとの紹介に、まずは、目を開かれました。こういうことも男女平等社会の形成と深いところでつながっている、と思います。

ノルウェーとニュージーランドには「クオータ制」はない、とのこと。法的制度としてはないけれど、各政党とも、男女交互に候補者を立てるそうだ。これは、国民がそれを望んでおり、そうしなければ選挙で罰を受けるから、と。男女交互の候補者は、もう法的な強制ではなく、社会の常識レベルにまでいっているのか、と感じ入りました。

韓国は、日本も共に儒教の影響を受け、男尊女卑思考が強く残っているので、まずは法的義務として始めるのが良いのでは、との認識を示されました。韓国で「クオータ制」が法制化された後の変化について、細かな報告があり、それまで女性が取り上げる内容と考えられていた課題が、男性にも取り上げられるようになり、一般的な課題と考えられるようになったという事です。

また、15%まで女性議員が増えれば、後は、わりにスムーズに増え続ける、とも。あきらめず、辛抱強く進むことが大事である、と。韓国の報告は、確かに日本とも共通するお国事情で、厳しいけれど、必ず前に進むとの、勇気を得られるものでした。

最後に、議場に赤ちゃん連れで出勤し、社会に問題提起をされた熊本市議会の緒方夕佳さんが質問すると、
ニュージーランドの方は、繰り返し、最初の一人になることは大変勇気がいることだ、と何度も励まされ、
ニュージーランドでも、同様の闘いを何度も繰り返しつつ社会の変化を起こしてきたと、報告された。
議場で授乳することが公然と当たり前となっているニュージーランドの写真を見ると、いともあっさりと、自分の常識がくつがえる。ノルウェーのスピーカーは男性だったが、議会だけでなく、どの職場でも、赤ちゃんに授乳できる必要がある。良識を働かせて考えるとそうなっていく、と語られる。

「ワークライフバランス」は、和製英語ではなく、れっきとした世界共通言語である、とわかる。男女平等先進国にも、それぞれに課題はあり、奥の深い、また息の長い「シェンダー平等」であることが実感として落ちる集会であった、と思います。
ーーーーーーー(以上岡田さんの感想)
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  1. 2018/04/23(月) 00:17:17|
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