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白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

FMCさんによるインタビュー動画 「のど飴は起爆剤?」

https://youtu.be/oN4mEzzV23U

先日来FMCさんで放送されているインタビューの動画バージョンです。ぜひ、見てくださいませ。

「のど飴は起爆剤?」という不謹慎な、いえ、非常に前向きなタイトルも素敵です^_^ のど飴をきっかけに日本全国の方々が、どんな人々が物事を決めているの?と「わが町」の議会に目を向けて下さいますように。

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  1. 2018/10/16(火) 16:36:23|
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「不服従」

あの日私は「服従せよ」というとてつもなく大きな圧力を感じていました。

今回の件は「のど飴」の問題ではありません。変化を起こそうとしている私に対して、現状を維持したい大半の方々がものすごい圧力をかけて私を従わせようとしている、というのが事の本質です。選挙が近く、私を排除しようとする心理も働いていると推測されます。

9月28日(金)議会の最終日、風邪で咳が出るのを防ぐために、質疑中に龍角散のど飴を口に含んでいました。これが会議規則134条「議会の品位を重んじなければならない」に抵触するとして、わざわざ議会を中断し、懲罰委員会が設置され、まずは「陳謝文」を読み上げることを命じられました。陳謝文の内容は「私は、9月28日の本会議において、質疑中に演壇において、本市議会会議規則第134条に抵触する行為をいたしました。議会の品位を重んじなければならない議員の職責に鑑みて、軽率な行為であり深く反省いたします。誠に申し訳ありません。ここに陳謝いたします。平成30年9月28日熊本市議会議員緒方ゆうか」でした。風邪の時ののど飴服用が議会の品位を軽んじているとは思わない、むしろ代弁者としての役割を遂行するため、咳の発作で議会を中断しないためなので、自分の言葉でこう発言しました。「風邪で咳の発作を止めるために喉の薬を口に含んでいましたが、それがどなたかのご気分を害したのであればお断り申し上げます。」「そうじゃないだろ!」など何と言っているか聞き取れないほど重なり合ってヤジが飛び交いましたが何とか発言しました。すると、陳謝を「拒否した」と断じられ、最終的にはさらに重い「議会出席1日停止」の処分になりました。準備していた質疑の残り少しと紹介議員になっていた「請願」に対する賛成討論をする権利を奪われてしまいました。

この日、私は、去年の12月以降から順次提出されてきた市民からの7本の「請願」に関して、議会運営委員長に対して質疑を行っていました。請願は議会基本条例を制定することに始まり、すべて議会を開かれたものにするための内容でした。議会運営委員会が、きちんとした審議もしないまま、これら7本すべて「不採択」に付そうとしていました。私はそれをあぶり出すために、「審議時間はどれくらいだったか」「YouTube配信を導入している自治体に事務局を通して問い合わせたか」「請願の一部採択を行なっている自治体の例は」などの質疑を行っていました。議会運営委員会には一人会派以外のすべての会派が所属しています。つまり、ほとんどの議員が審議をきちんとしないまま不採択にすることに加担している状況の中、一人、それを「おかしい」と声を上げていたという状況です。

質疑の間中、「議事録を読め!」「支離滅裂!」「さっき言ったでしょうが!」などのヤジが飛んでいました。以前、議会中に咳き込んでいた時に「議場から出れば?」と隣席の議員に言われたこともあり、咳が出る時に議会・委員会に出席するときは必ずポケットにのど飴を携行し、切らさないようにそっと口にするということをしてきました。以前から何度もしており、目の前の市長、執行部の数名や後ろの議員たち(1期目の私の席は一番前)は知っていたと思います。

今回も咳が出ないように議場に入った時には龍角散のど飴を含んでおり、一個目が切れて、二個目を自席に戻った時に含みました。口に含んだのをみて、なのか、口の中に入っているのに気づいたのかは指摘したご本人たちに聞いてみないとわかりませんが、二個目が口に入っている時に「飴を食べているぞ!」「飴を出させろ!」「ルールに従わなんて指摘しとるなら、あたが飲食禁止の規定ば守らなんでしょうが!」「飲食禁止!」などのヤジがあり「飴を出させろ!」の声がどうしようもなく高まって議長が議会を止め、暫時休憩にしました。

飲食禁止規定があると思い込んでいた議員たちでしたが、会議規則にそれがないとわかると長い話し合いになり、議会再開が不透明になりました。長い時間が経って、議会運営委員会が開かれ、私が呼ばれました。「謝罪しますか、しませんか?それだけ答えてください。」と委員長に言われ、風邪のため咳が出ないようにしていた事情を説明し、謝罪が必要な事柄とは認識していないと言いました。また長い時間待ち、議会が再開されたと思ったら、懲罰委員会を設置する動議が提出されました。あとは先述した通りです。懲罰委員会で話し合われる、事務手続き、それを本会議を招集して採決、事務手続き、また懲罰委員会を開催するなどの繰り返しで夜になりました。私はもともと具合が悪く、夜7時ごろには微熱、吐き気で体力的に限界に近く、控室に戻るときは横になっていました。

正直に言って、途中、対応を迷いましたが、昔、似たような状況を経験したことがあったと気がつきました。その時も年長者らが自分達はルールに従っていないのに、私には従わせようと執拗に迫っていたという状況です。その時も今回も年長者から同じ言葉を聞きました。「涙でも流すなら可愛げがあるけど。」以前も追求されている間はきつかったですが、年長者には従わず、自分の信念に従い続けました。そうしたら、道が拓けました。今回もそうだと確信し、自分の心に従いました。

*風邪で喉を痛め、質疑中咳が出ないようにのど飴を口に含むのは「議会の品位」を軽んじた行為か?「議会の品位」とは何か?判断の根拠は何か?

議会の「品位の保持」は地方自治法に規定されています。
「第一三二条 普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、議員は、無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。」http://www.houko.com/00/01/S22/067.HTM#s2.6.9 とあります。つまり、咳が出ないようにのど飴を口に含むことは議会の品位を軽んじることではありません。

イギリスのメイ首相が演壇で水を飲みながらも、咳が止まらなくなり、閣僚の一人がのど飴を手渡してくれるという場面があります。https://www.bbc.com/japanese/41507970 国籍、人種などを問わず、咳が出るときはのど飴が有効であり、文化の問題ではありません。

 地方自治法で規定されている懲罰は「戒告」「陳謝」「出席停止」「除名」の4種類あり、他の議会でこれまで「陳謝」の懲罰が課されたのは、「ヤジで質疑を妨害した」「首吊って死ねと発言した」「議長が質問中の市議に「くだらない質問」と発言した」などの例があります。ヤジで質疑を妨害するのは明確な会議規則違反、首吊って死ね、議長によるくだらない質問発言も人を傷つける不適切な発言と言えます。詳しくこちらであげてくれています。
https://minnahug.blogspot.com/2018/09/blog-post_30.html

(以下は記事のコピー)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 *2018年06月10日日曜日 河北新報
<仙台市議会>特別委紛糾8時間 深夜までもつれ…「やじなどで質疑妨害」共産市議に陳謝科す懲罰
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201806/20180610_11034.html
→懲罰の理由:やじで質疑妨害

*2018.3.16 産経ニュース
「死ね」発言市議への出席停止処分決まる さいたま市
https://www.sankei.com/politics/news/180316/plt1803160017-n1.html
→懲罰の理由:「首つって死ね」と市議が図書館長に発言

*2017年9月26日 糸島市議会広報いとしま
出席停止3日間
http://kyushu.ebpark.jp/itoshima/koho171115/HTML5/pc.html#/page/18
→懲罰の理由:虚偽の情報や実名を挙げた不適切な発言

*2017年6月16日 web東奥
議長発言で懲罰委設置/青森市議会
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/22162
→懲罰の理由:市議によるたばこに関する質問の際に議長が「くだらない質問」と発言
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーコピーここまで。

*本当に議会の品位を軽んじたのは議事を中断するほど大声で騒いだ、怒声をあげた議員諸氏です。こちらは明らかに会議規則136条の「何人も会議においてみだりに発言し、騒ぎまたは議事の妨害となる言動をしてはならない。」に抵触します。それを問題にしない、議長、報道機関。議場には第3者の「目」が少ないです。ひどい怒声があったのは議場にいた人しか分かりません。だから報道には「伝える」という役割があるのに、それをしない報道機関を残念に思います。

*議員の発言権を奪ったことの重大さ。そしてそれに気づいていない議員諸氏。
議員の役割は市民のために話す事です。ですから、「発言権」を奪われたら何も残りません。この権利を奪うことは、代弁される市民の権利を奪うことです。どうもこのことがよく理解されていない様で、のど飴を理由にこの最重要の権利が剥奪されてしまいました。

*懲罰には4種類あります。私に最初に課された「陳謝」はあちらが用意した「陳謝文」を強制的に皆の前で見せしめのように読ませることでした。心にもないことを読むように強要するのは人権侵害にあたるのではないでしょうか。このような処罰が議会に存在するのは大問題です。どこに訴えると人権侵害であるという判断をしてもらえるのでしょう?ご存知の方はおしらせください。

*今回の件は「のど飴」ではなく、変化を起こそうとしている私に対して、現状を維持したい大半の方々がものすごい圧力をかけて私を従わせようとしている、というのが実態ですし、背景には男性優位社会があります。他の女性議員も私と似たような状況を経験していらっしゃいます。日本において中々、男女共同参画が進まないのは、女性同士が「女性である」という事で必ずしも応援し合わない事も原因の一つにあると思います。男女共同参画の進んだ国は女性同士が応援し支え合って行動してきています。ぜひ、応援をお願いいたします(^^)

https://youtu.be/m-CzTP-CDLo

  1. 2018/10/02(火) 08:06:35|
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