FC2ブログ

白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

ADRA紛争解決プロジェクト

police escort close

〔エスコートしてくれた警察の人々。まったく守るものもなく銃撃戦が始まればすぐに打たれそうだ。〕

escort drive away

〔エスコートしてくれる割には猛スピードで山道を走り、私たちの車を振り切ること多々あり。〕

先日ADRA(アドラ)というNGO(非営利団体)が行っている紛争解決プロジェクトを視察させてもらった。アル・ジョウフという場所に行ったのだが、国連の5段階安全基準のフェーズ2という段階で、首都のサナアのフェーズ1より1段階危険度が高いとされており、衛星電話やら警察のエスコートやら必要で準備が若干大変だった。

アル・ジョウフに続く道には警察の検問のほかに、地元の部族が設けている検問もあった。銃を肩にかけている部族の男たちが車を止めて一台一台チェックする。私たちをエスコートする警察はいかついマシンガンを備えた車両で来ていたが、それでも警察はそこではおとなしく止まっていた。もし警察がその検問に対していちゃもんをつければその場で銃撃戦が始まるだろう。小型武器がすみずみまで普及しているイエメンでは小さな打ち合いは良く起きる。

4時間ほどかかって着いたアル・ジョウフは大仰なセキュリティ対策の割にはいたってのどかな田舎で、平和で静かな場所だった。

プロジェクトについては後記する。


スポンサーサイト
  1. 2007/12/22(土) 23:16:25|
  2. 仕事-UNDPイエメン事務所|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

PRINCE2

white mosque in old city


また1週間が始まった。しかし、もう週後半なような気がするのは金曜日一日仕事場にいたからだろうか。

UN機関ではオンライン・ラーニングといって様々なコースが用意されていて、任意のものと必ず受けなければならないものがある。必ず受けなければならないもののひとつに、PRINCE2(プリンス2)というイギリスで開発されたプロジェクト・マネジメントツールがある。これが非常に複雑で、覚えることが多い。このオンライン・ラーニングは、長時間にわたるツールの説明と6つのテストから構成されている。以前とりあえず説明を一度ざっと目を通してからテストをしたらあっさり”Fail”(不合格)だった。

そのため、週末丸一日使ってノートをとりながらもう一度はじめからやり直したところ、やっとのことでテスト1をクリアすることができた!感慨深い。あとテストが5つあるので、全部クリアできるように頑張ろう。


  1. 2007/12/09(日) 05:52:55|
  2. 仕事-UNDPイエメン事務所|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

MDD 4

〔0(ゼロ)ストリート〕

今日は国連公認の「国際ボランティア・デー」だった。そのため丸一日のイベントが催され、一日中参加した。UNVプログラム・オフィサーが2週間前にイエメンに赴任してきたので、規模は去年より随分小さかったが、去年の参加者によると今年の方がとても良かったという事だった。今年は、まず代表からの長い挨拶があり、休憩をはさんで、孤児院を訪ねた。孤児院と言っても、イエメンでいう孤児と日本でいう孤児とは少し意味が違う。

日本では「孤児」といえば両親が不在で、親戚など誰も面倒を見る人のいない子供たちのことをさすことが多いと思うが、イエメンでは父親がいない、または父親がいても刑務所に入っているなどの理由で面倒を見られない子供や、さらには両親がいても彼らが面倒を見切れない子供のことも孤児だとみなされている。今日訪ねた孤児院は自分の家の近くで、これまで知らなかったことに驚いた。私たちとしては、今日の訪問を機会に、これから長期にわたってなにかできることがないか、ということを念頭において行ったのだが、この孤児院は資金面でもよく支援が行き届き、すでに職員・ボランティアなど数多くの人々に支えられている様子だった。

前記した驚きの人事とは、私たちの代表がイエメンUNDPの代表をやめ、次期国連ボランティアのトップ「エグゼクティブ・コーディネーター」になるということだったのだが、もうすでにUNDP全体に発表されたので、この場に記しても良いと思う。このため代表のたっての希望で彼女と国連ボランティアの間での意見交換会が行われた。

一日このイベントに参加したのだが、平行して、地雷除去プロジェクトに対し追加の前金を処理することができ、さらにプロジェクト会計係の採用に関しても手続きを進めることができて有意義に時間が使えた。

夜は代表の家で国連ボランティアを招いての夕食会があった。



  1. 2007/12/05(水) 23:12:10|
  2. 仕事-UNDPイエメン事務所|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

Finally

meat and potato


やっと今日地雷除去プロジェクトに対する第4四半期の前金を処理することができた。長いプロセスだったのでほっとした。間違いが次から次へと見つかって処理が進まないときは本当に処理可能なのかさえ疑わしくなってきてしまう。だから、やっと小切手を切れる段階になると感慨ひとしおだ。

プロジェクトを訪ねて行き、今週・来週でデリバリーを精一杯あげるための努力をすること、去年の監査の結果にもとづいて変更した点などをまとめる作業、人事関係、遅れている支払いなどなどについて話をした。一時間足らずだったが有意義に話が進んだ。

12月5日の国際ボランティア・デーに向けて、国連ボランティアである私は色々な質問に答えてコミュニケーション・オフィサーに送らなければならなかった。

やっと担当する各プロジェクトのA4一枚の情報シートを修正。これはウェブサイトに載るそうなので情報が正確でなければならない。

6時過ぎに仕事場を出て、7時からアラビア語のレッスンがあった。今日は朝5時半起床だったので、はからずもレッスン中に何回かあくびがでてしまった。


  1. 2007/12/04(火) 05:31:14|
  2. 仕事-UNDPイエメン事務所|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

プロジェクト・ドキュメント

door in old city

〔サナア旧市街にある家のドア。とても低いので頭をぶつけないように気をつけながらかがんで入る〕


8月から10月まで地雷除去のプロジェクトでインターンをしてくれた青年から推薦状を書いて欲しいとのお願いが来ていたので、代表の名前で手紙を書き、署名にまわした。

今日のほとんどの時間は新しく始まる小型武器のプロジェクトのプロジェクト・ドキュメントを作成するのに費やされた。ドナーに提出したプロポーザルとほぼ同じでよいと思い短時間で仕上げられると思っていたがそうは問屋がおろさなかった。

最新のプロジェクト・ドキュメント作成要領を探してみてみたら、今年前半に地雷除去のフェーズ3のプロジェクト・ドキュメントを作成したときの要領から変更が随分あった。ドナーに提出したプロポーザルに随分追加しなければならない情報がある。さらに、世界中のUNDP事務所が行わなければならない新しい仕事のやり方があるのだが、このプロジェクト・ドキュメント作成要領もごたぶんにもれず、その新しい仕事のやり方にそって書いてあった。私が働いている事務所はその新しいやり方にまだついていっておらず、今年中にプログラム・オフィサーを対象に終えるはずだったトレーニングはまだ始まってもいないため、途方にくれてしまった。

進まなくなってしまったところで切り上げ、職場の同僚たち(イエメン人・外国人とも)とお茶を飲みにいった。


  1. 2007/12/03(月) 05:27:59|
  2. 仕事-UNDPイエメン事務所|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

リーダー

old city



新しいカントリー・ディレクターが心地よい旋風を巻き起こしている。今日は2回目の、彼と私の所属するチームのミーティングがあった。彼はアジア人なため、人あたりはとてもよいが、とても頭が冴えていて的を得た質問やコメントをズバリと言う。彼が来てからプロジェクトの状況と人員を照らし合わせて、今の時期は何に集中し次は何をやるというストラテジーができつつある。彼がチーム・メンバーから聞き取りをして優先順位を決めてエネルギーの使い方を効率的にしようとしてくれている。ただし最終決定は皆でするというデモクラティックな意思決定を好む人でもある。

イエメンに来て、イエメンにおける開発をできるところから着実に手を着け、確実にインパクトを残そうという目的が明確に見える。まったく偉ぶる部分はなく、チームの1メンバーとして目的の達成に精力的に動いている。彼が来てから物事が前に進み始めた。ソフトなのに前に進める強力なリーダーシップの持ち主だ。

UNDPで働き始めて1年目にしてこんなに素晴らしいカントリー・ディレクターの下で働けるとは私はとてもラッキーだ。


  1. 2007/12/02(日) 03:30:40|
  2. 仕事-UNDPイエメン事務所|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

| ホーム |