白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

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[サッカーでサウジアラビアに勝ち勝利に酔いしれるイラクチームサポーター達]
Rain

[今日は珍しく夕方から夜までずーっと雨が降り続いた。こんな日に珍しく出かけた私は大雨と洪水になった道端で立ち往生していると偶然プロジェクトのスタッフが車で通りかかり家まで送ってくれた。ありがとう!」

やっと防災プロジェクトの監査に関わる仕事がおわりに近づいている。監査自体はおわったのだが、監査を受けて、でてきた改善点に対するアクション・プランをつくって本部に送らなければならない。今日やっと職場の会計部の責任者とさらにその上の責任者とミーティングを行ってアクション・プランを終わらせ、次席の署名待ちのところまで進めることができた。これはイエメンでの仕事のやり方のようだが、小さなこと、電話やメールで済む(と私には思える)ことまでわざわざ直接会ってあれやこれやと長時間話して進めていく。この方法だと小さなことまで長い時間がかかり、仕事をかかえている自分にとっては大変タイムロスだと感じることがあるが、こちらではフェース・トゥ・フェースのコミュニケーションが重要視されるようなので、そのように仕事を進めることが多い。

また、小型武器に関するプロジェクトを始めるべく動いているが、やらなければならなかった予算の変更を終わらせることができた。

今日は2週間毎にあるプログラム・オフィサーのミーティングがあった。私たちのオフィスでは新しい代表を迎えることになっており、あと2ヶ月位でイエメンにくるであろう彼のために用意するブリーフィング文書の内容や進め方についてのミーティングがあった。


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  1. 2007/07/30(月) 06:23:47|
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小型武器プロジェクトNGOのプロポーザル

Dam

[古いダム]

次席までまきこみああでもない、こうでもないとプロジェクト・ドキュメントに添える大臣宛の手紙を編集する。

小型武器に関するプロジェクトのアイディアをだしてくれたNGOの小冊子を読み、より詳しいプロジェクト・プロポーザルをだしてもらいたい興味のあるプロジェクトを選び、質問事項もまとめて送った。最後の方には申し訳なさそうに、プロジェクトを行うためにはNGOに資本がいるとして、USD27,000のプリンターとランド・クルーザーの購入がプロジェクトとして添えられていた。他のプロジェクトがUSD3,000から高くてもUSD10,000(?)だったので、この最後のプロジェクトは法外に高い。

本部の地雷除去の部署が発行している四半期ごとのニュースレターのドラフトがプロジェクトから送られてきていたので、目を通し、英語の間違いなどを直して本部に送付したが、締め切りより遅れていたので紙面にのるかどうか心配だ。

プロジェクトから提出された会計報告に次から次へと間違いが見つかり、いまだに直している。

夜は職場の同僚の妹さんの結婚式に行った。今日は体調が良かったので踊ったりして楽しかった。今回の結婚式も職場の女性と職場の男性の配偶者や姉妹が招待されていたが、残念ながら来ていたのはほんの一握りだった。先日の職場の同僚の息子さんの結婚式には代表、次席からカフェテリアのおばちゃんまで皆来ていたのに。宴も終わりに近づき花婿が入ってきたときには、花嫁の兄である同僚も会場の外に来ていて、でてきた私と同僚とはちあわせたが、「皆来ていた?」と聞く彼に、同僚は「ほとんどの人が来ていたよ!」と気を遣って言っていた。


  1. 2007/07/30(月) 05:39:44|
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紛争予防・解決に関するプロジェクト

Window View from Office Mosque

[隣のオフィスからの眺め。残念ながら自分は外に背を向けて座っている。]

少し時間がかかってしまったが、紛争予防・解決のプロジェクトの案のアウトラインを記したメールを代表に送った。前述したあるNGOの案は、1)現状調査2)紛争解決の基本的スキルに関するワークショップでなりたっている。現状調査は必要だけれども、2)についての彼らの案は、5日間のワークショップを4つの州で2年間で5回ずつ行うというものだ。地方裁判所の裁判官、警察官、地元有力者、教師、大学生、宗教関係者などが対象者となっている。5日間のワークショップを通して紛争解決のスキルを身につけてもらい、各々が日々の生活のなかでその習得したスキルを使うことによって社会の変革につながる、というものだ。

さらに、予算や人事構成をみると、プロジェクトのオーナーシップは完全にNGOが持ち、プロジェクトのスタッフはNGOのスタッフで構成され、このプロジェクトにかかわるスタッフのお給料はプロジェクトからでることになっている。

第一に、参加者がたったの5日間で紛争解決のスキルを習得するとは考えにくい。ましてや、まったく新しい考え方を習得し、その後自主的に日常や職場においてに生かすということはさらに考えにくい。学んだことを職場や日常で継続的に実践していくには、それなりの時間がかかるものだ。ワークショップ自体は悪くないけれども、はっきりした目的のある枠組みの中で行われて初めて、ワークショップの効果が見込める。だから、ワークショップも単発ではなく段階的に行うべきだろう。そして、ワークショップだけでなく、その他様々な活動を国、州、コミュニティのレベルで行い、メディアやプライベートセクター、宗教セクターも対象とした包括的アプローチをとることにより紛争予防・解決に関するインパクトが可能になるはずだ。

自分が提示した案に関してどんな評価やフィードバックがくるか想像できなかったが、まずは最初の一歩を進めるという気持ちで送信した。


  1. 2007/07/28(土) 23:14:41|
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The End of Week (Wednesday)

Civil Defence Field Trip

朝仕事に行くと、コンピューターが動かなかった。すぐにITユニットに連絡してみてくれるように頼むが、結局きてくれたのは午後だった。ほぼすべてのことをコンピューター上でやるので、「一体どうやって仕事を進めよう?」と思ったが読まなければいけないものなどをやることにした。はじめてみると、メールなど気にせず読み物などに集中できるのは非常に良かった。

また、午前中UNODC(United Nations Office of Drugs and Crimes)からのミッション、代表、私の上司、代表のアシスタントとのミーティングがあった。代表は風邪を引いているのを無理して仕事に来ているようだった。ミーティングの目的は、主にミッションが来ていることを礼儀として私たちに知らせるということだったが、代表はいくつか質問を受け、いつものように的確で役に立つ情報とアドバイスを行っていた。

地雷除去のプロジェクトに関して心配なことがある。すでに今年も7月になったのに、今年の活動用のファンドがいくつか来ていないのだ。特にドイツからのファンドに関してはベルリン側とUNDP本部の見解が食い違っている上に最近では状況を聞いても本部から返事が返ってこない。もうメールではらちが明かない状況になってしまったので、今日、本部の別の部署のイエメン担当者に、この件について状況の把握とフォローアップをお願いした。これで事態が進展すればよいけれど。


  1. 2007/07/25(水) 23:20:55|
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知っていましたか?

Edo Volunteer

浮世絵師の「歌川広重」は安藤重右衛門という名の武士だったということを!私はこの本を読むまで全く知りませんでした。

気に入ったのは、鞠塢(きくう)という人の辞世。
「隅田川 梅のもとにて我死なば 春咲く花の肥料ともなれ」




  1. 2007/07/24(火) 23:30:49|
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“Wonderful Ways to Love a Child” by Judy Ford

Wonderful Ways to Love a Child

「子どもに「愛」と「笑い」をもたらす最高の方法」 ジュディ・フォード著

「座右の書」ということばがあるが、この本に出会うまでは2度読み返したいと思う本は1冊もなかった。一度読んで既に内容のわかっているものをなぜもう一度読むのだろう?読み返す時間があるのなら、別の本を読みたい。すでに読みきれないほどの数の本がこの世に存在するのに、と思っていた。

私は子供がいないけれど、この本を読むと、子供を持つこと・子育ての限りない歓びが疑似体験できる。子供を持っている人はさらに深く、大きく心を動かされると思う。自分の子供が自分のもとに生まれてきてくれた奇跡と計り知れない感動を再び感じ、子育ては決して義務ではなく、blessingであることをやさしく思い出させてくれるのではないだろうか。

この本はおすすめというより、私が大好きな一冊。もちろん日本からイエメンに持ってきた。遠くで子育てに奮闘している友人におくりたい。きっと子育てがこれまでより少し楽になって、これまで以上に楽しくなるはずです。


  1. 2007/07/23(月) 23:52:48|
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Conflict Transformation

Valley and Terracing

今日は、朝一で、地雷除去のプロジェクトがフェーズ3に移行するために急がれていた、プロジェクト・ドキュメントの修正を終わらせ、次席と代表のサインをもらうために書類を回した。地雷除去プロジェクトのフェーズ3ではEuropean Commission(EC)から資金をもらうことになっているのだが、ECはすべての手続きに関してかれら特有のやり方がきっちりと決まっていて、まずはそれを勉強するところから始めなければいけない。今日やっとその手続きを読むことができた。それでも一点疑問点があったので、ECに対しての窓口役になっているUNDPブリュッセルに問い合わせのメールを書いた。早く返事が来るといいが。プロジェクトから提出された会計報告に間違いが見つかったので、修正を頼んだり、その他細々とした事を済ませた後、あるNGOから提出された紛争解決関係のプロジェクトのプロポーザルを読み始めた。このプロポーザルの質に関してのコメントは後に譲るとして、最近やっと私の本職分野の紛争解決関係のプロジェクトを立ち上げるために動くことになり、非常に嬉しい。

夜は日本人女性とイエメン人男性の結婚式に参加させてもらった。といっても前記したように、女性の私は花嫁と女性客のみがいるほうに行った。遅くなったので、残念ながら花婿さんが最後に入場する前に帰った。


  1. 2007/07/23(月) 23:50:12|
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Salmon Fishing in the Yemen

Salmon Fishing in the Yemen

“Salmon Fishing in the Yemen” by Paul Tordayをやっと読み終わりました。と言っても、わりと面白かったので、洋書にしては早めに読み終わりました。何ヶ月が前に読み始めたけど、面白くなくて、まだ読み終わっていない本もあります。

Salmon Fishing in the Yemenは、とある大金持ちのShekhがイギリスのエンジニアなどの協力を得て、イエメンのワディに鮭を導入しようとするお話です。特にイエメンに来たことのある方には、情景が思い描けたり、共感できる部分があって、よりおもしろいと感じると思いますが、文章のスタイルも工夫してあります。主に登場人物間のメール、手紙、また日記やその他の記録によって話が進んでいきます。最後の方はやたらと長く、描写の詳しい(普通の人が書かないような)日記が多くなったりして、少し著者もアイディアが尽きたかな、という感もありましたが、結末の部分ではこの記録式のスタイルが効いていると思います。劇的な結末に、長々しくうるさい解釈もなく、静かに幕を閉じるような終わり方です。ただ、主人公のDr. Alfredのその後はあまりハッピーでないと思いませんか?あと妻のMaryとの関係も?な感じですね。

イエメンにいる方はぜひ夕暮れのカフェにでも座って、この本を読んでみませんか?きっと楽しいひと時を過ごせると思います。


  1. 2007/07/22(日) 23:21:33|
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幸福のアラビア

Ibb Terracing

週末、イッブに行ってきました。

出発前、セキュリティ関係では大変だったけれど、行きも帰りも特に問題なくチェックポイントを通過できました。

Wadhi

Jump!

雨季のワディ(枯れ川)に水が流れ、男性と男の子たちが嬉々として泳いだり、滝に打たれたりしていました。いつかこの地でも女性や女の子が「泳ぎたい!」と思ったら自由に泳げるようになればいいですね。

Corn

イエメンのどこに行っても山々にくまなく作られた棚田は美しく、圧巻です。しかし、使われなくなっている棚田も多く、茶色く乾いて何も植えられていない場合も多いのです。一方、イッブは違います。すべての棚田がよく手入れが施され、作物が植わっています。今回行ったときには一面とうもろこしが植えられていました。見える限り緑が広がり、土地が豊かなんだとわかります。

山につきでた岩に座り、緑の山々や散在する家々を眺めていると、言い知れない充足感に満たされます。かつて王や女王が治めていた時代の景色が時空を超えて眼前に広がっているかのようです。
Mountain w Corns



  1. 2007/07/20(金) 23:25:52|
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彼らのために

A Group Coming Back

昨日から引き続いての予算追加の作業+3ヶ月のプロジェクト延長が同時に済み、達成感のあった日だった。何事にも時間がかかるので、この達成感を毎日味わう事はできていないが、できたときには非常にうれしい。

フィールドで働いてくれている彼らを私なりに最大限のサポートをしたい。
MDD w men

そして、彼ら(地雷除去犬)にも。

命をかけて過酷な状況下で働いてくれる彼らが、本当のヒーローであり、主役です。

  1. 2007/07/17(火) 23:04:53|
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