白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

芸術

Tulip
<草間弥生さんのチューリップ>



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  1. 2012/03/22(木) 23:51:07|
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沖縄・渡嘉敷島など

saki on the door 1
〔あどけなかったサキが写真のように育ってしまった。あるときからドアの上に登ることを覚えた。〕

今回はラッキーなことにマイレージが貯まっていたので、それを使って沖縄に行くことができた(!)。やはり沖縄はいい。人は温かいし、泡盛とご飯は美味しいし、海が透き通っている。渡嘉敷島という離島にも行ったので、海が本当に透き通ってきれいだった。それでも地元の人は以前はもっと綺麗だったという。砂は真っ白でまぶしく、目も開けられないほどだったそう。

渡嘉敷島は先の大戦で数百人という人々が集団自決を行ったところで、島のタクシーのお姉さんに頼んで記念碑が建っているところに連れて行って頂いた。上陸したアメリカ人将校が目にした光景を描写したアメリカの新聞記事も展示されていた。次のような内容が強い印象を残した。「見たこともないような恐ろしい光景が広がっていた。数百の遺体が積み重なりあたり一面を覆いつくしていた。まだ死にきれていない人々のうーうーと苦しむ声がところどころから聞こえていた。」まさに地獄絵図のようだったに違いない。渡嘉敷島では日本軍が残した手榴弾で自決した家族が多かったようで、その悲惨さは想像に耐えない。霊感のない私は幽霊こそ見なかったが、やはり背筋が寒くなり、しばらく手を合わせた後立ち去った。

このような現実がある中で、政府が「集団自決」ということばを教科書から取り除こうとしていることを沖縄の人は本当に怒っている。なぜ事実を事実としてきちんと残せないのか、と。



  1. 2009/06/12(金) 20:06:12|
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3週間のお休み

saki small
〔小さいころは写真のようにあどけなくてかわいかったサキも最近では大きく育ってきてしまった〕

5月中旬から3週間の休暇にでていた。
およそ一年ぶりに日本に帰ると、会う人皆から、開口一番「日焼けしてるね。」「焼けてるねー。」母には「あなた焼けちゃってるじゃない。ちゃんと日焼け止め塗らなきゃだめよ。」などと口々に言われ、犯罪でもおかしているような気分にさせられた。そんなに日焼けがだめでしょうか?自分では気を付けていたつもりでも、日差しの強いサナアで焼けてしまったのか、旅行中だったのでちょっと気を抜いている間に日本で焼けてしまったのか。真相は分からないけど、これからは気をつけよう。

久しぶりに日本に帰ると、ハイテク社会に若干戸惑うことがある。日本の空港に到着してまずトイレに行ったら、急に何かがしゃべり始めて「何だろう?」と驚いて聞いていると、これまでは自分でスイッチを押す形式だった「音姫」が自動で作動し、音声が流れているのだった。なんだか色々とペースが速くて田舎からでてくる(外国から来る人々も)の気持ちが良く分かる。

去年帰ったときに知っていたはずの、空港での2次元バーコード式のチェックインも、今回は要領を忘れていたようで、保安検査のところで2次元バーコードをかざさず素通りしようとしたら、係員の方に「こちらにバーコードをかざしてください!」と誘導されてしまった。都会は慣れないと戸惑うことが多い。でも、今回は国内線を何回か乗ったので、すぐ要領を覚えられた。

(つづく)



  1. 2009/06/09(火) 19:44:55|
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トルコ徹底研究 3.日本人に対するステレオタイプ1

cappadokia

〔カッパドキアにある屋外博物館のひとつ〕

観光業に従事しているトルコ人が日本人にまつわる話をしてくれた。彼の日本人客に対して持っている第一のイメージは「日本人は自分の部屋がどこだか分からなくなる」というものだった。例えば、こんなできごとがあった、と。「日本人はよく自分の部屋が分からなくなるから、ある日自分の働いているホテルに泊まりに来た若い日本人女性二人に分かりやすく、ここがあなたたちの部屋です。」と念入りに見せたそう。すると二人の日本人女性は英語が分からないと思われたのだと思い、「私たちはアメリカで勉強してきて、ちゃんと英語がわかります。」と憤慨して言ったそう。

その日の午後、そのトルコ人が用事を済ませてホテルに向かっている途中、その日本人女性のうちの一人が慌てふためいて彼に近づいてきたそう。「○ルグン(彼の名前)、大変なの!部屋をノックしても友達が答えないの!ひょっとしたら中で倒れているかもしれないから今すぐ一緒に来て部屋の鍵を開けてくれない?!早く、早く!」ということで一緒にホテルに急いで戻り、○ルグンが彼女たちの部屋の前に行った。すると、その女性は「あ~!」と気がついた。自分が部屋を勘違いし、別の部屋を開けようとしていたことに。

「部屋に番号が書いてなかったの?」「ホテルがわかりにくい構造なの?」と色々聞いてみたが、部屋と鍵の両方に番号が書いてあるし、ホテルも特にわかりにくいつくりではないという。そして、日本人はなぜか自分の部屋が分からなくなるのだと言う。

皆さんはホテルで部屋を間違えた経験がありますか?



  1. 2007/11/10(土) 03:08:19|
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Not inYemen

I am temprorarily not in Yemen.

I came to Geneva, Switzerland through Istanbul, Turkey. It's very cold in Geneva, and I am doing my best not to catch cold.

The blog will be updated upon my return to Sana'a, Yemen. Thank you very much for your patience till my return, and then I can restart my blog in Japanese!

  1. 2007/10/15(月) 02:17:30|
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トルコ徹底研究(1週間の滞在にもとづく)2.女性

Working Lady

[スカーフで髪を隠している若い女性もレストランで働く。ランチタイムで大忙し。]


トルコ人女性VSイエメン人女性徹底比較

前述したが、トルコ人の大部分はイスラム教徒である。だから、女性の大部分もイスラム教徒である。でも、一見したところイスラム教徒には見えない。なぜなら、トルコ人女性のマジョリティは髪も体も隠していないからだ。もちろん洋服は着ているけれども、体のラインを隠すような服装をしている人は少ない。その逆で、私が行った時はまだ暑かったため、特にイスタンブールでは上はタンクトップ一枚というかなりの露出度の人が多かった。イエメンではもちろんどんなに暑くても上から下まで真っ黒にすっぽり包まれている。首都のサナアでは若い女の子がカラフルなスカーフを巻き顔を隠していない子も若干いるが、やはりマジョリティは黒ずくめである。以前イエメン人のお宅におじゃましている時、暑い外から黒ずくめの女性が入ってきて、女性だけの部屋に入ってきて顔を隠す布をぱっとめくりあげたとき、汗とお化粧がまざりあって大変なことになっていたのを思い出す。

トルコでこのような黒ずくめの女性は1週間で3人だけ目撃した。トルコでは、マイノリティではあるが、髪を隠している女性たちもいる。でも、黒ずくめでは決してなく、目の覚めるようなはではでなスカーフにパンツ・スーツといったようないでたちだ。このような子達はトルコでは保守的な部類に入るのかもしれないが、イエメンのスタンダードからいったら比べ物にならない。

Woman Makes Bread

[観光客相手にパンを焼く女性。写真撮影もオーケー。]

イエメンでは女性の喫煙はタブーだ。外でタバコをすっているイエメン人女性を見ることはありえない。もし、万が一吸う事があっても家で隠れて吸っている。しかし、トルコにおいては、スカーフのままくわえタバコの女性を多く見かけた。若い女性の喫煙は世界的に増えているのかもしれない。

イスラムによると、未婚の男女が二人きりになると、そこにもう一人悪魔のようなものが一緒にいるという。だから二人っきりになってはいけない。何か間違いが起こるかもしれない。しかし、トルコではこのようにスカーフをした子もしていない子も男の子と二人きりでいるだけでなく、いちゃいちゃしている。

イエメンでは女性は写真を撮られることをきらう。もちろん黒ずくめでも。かたや、トルコではスカーフを被った女性と男性のカップルが肩を抱き合って携帯で自分たちの写真を撮ったりしている。

イエメンでは女性はサービス業に従事していない。レストランに行っても、カフェに行っても、旅行会社にいっても、いるのは男ばかり。外国人向けのホテルやレストランなどで働いている女性は、エチオピア人かフィリピン人だ。私の行く銀行には、午前中行くと女性スタッフが1,2名いるが、午後以降は男ばかりになる。日本では女性が多いお店のレジもイエメンでは男ばかりだ。つまり、イエメンでは女性は外では見えない存在、基本的に外をうろつかない、つまり、女性の場所は「外」ではなく「内」なのだ。

Ferry Port

[プリンス島]

イスタンブールから船に乗って島に行く途中、年配の女性に話しかけられた。話していることはほとんど分からなかったが、イラク出身だということだけは分かった。白い布で髪を隠し、あごの下でとめており、体がすっぽり隠れる薄いモスグリーンのコートのようなものを着ていた。ことばは分からなかったけど、彼女は、階段に腰掛けいちゃついている十代と見受けられる若い男女を指差し、「まったく困ったものだ」というように首をふり、私に同意を求めていた。極端に抑圧された社会からきてみると、「それもまた若いって事でいいんじゃないでしょうか?」と思ってしまうが、もしことばが通じていたならそのイラク人女性に私もお説教をされていたに違いない。


  1. 2007/09/16(日) 23:04:25|
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トルコ徹底研究(1週間の滞在経験にもとづく) 1.ことば

Cay

〔Cの下にひげのようなものがつくとチュの破裂音になり、CAYは「チャイ」と読み「お茶」を意味する〕

1.トルコ語VSアラビア語徹底比較
はじめにトルコ語を聞いた印象は、ロシア語を若干やさしくした感じ。~チェ、~シュなどの音が多く、ロシア語っぽく聞こえる。かっぷくのいいトルコ人がロシア語っぽい強い響きのことばを話しているととても迫力がある。だから女性も話し出すと強い印象を受ける。
さらによく聞いていると、抑揚のないアクセント+終わりが「ヨ」のときは韓国語に聞こえる場合もよくあった。
音を聞くとロシア語っぽいのだが、アラビア語とまったく同じ語も多数あった。
「タマーム(OK、グッドなどの意味)」
「ジャザル(人参)」
イスラム教由来や神関係のことばはほぼ一緒だと考えられる。
「アッサラーム ワアレイコム」
「インシャ アッラー」などまったく同じだった。
ただし、イエメンでは”hello!”のように挨拶として常に使われる「アッサラーム ワアレイコム」はトルコでは「イスラム教徒間での挨拶」として説明されていた。その代わり、トルコでは「マルハバ!」ということばが外国人やイスラム教徒でない人への挨拶として使われていた。これにそっくりの「マルハバン」はアラビア語でWelcome!を意味し挨拶の一環として使われる。
アラビア語で本を「キターブ」というが、イスタンブールで本を購入した本屋さんの袋には”KITABEVI”と書いてある。
アラビア語でセンターを「マルカズ」というがMerkezという語をよく見かけた。
トルコ語でお茶をチャイ、アラビア語ではシャイと呼ぶ。ただし、「お茶」を表す語には一つ思うところがある。

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  1. 2007/09/11(火) 05:42:32|
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