白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

緒方ゆうかとはぐくむ会 2015年12月31日

皆さんはどのように年の暮れをお過ごしでしょうか。
今年の大きな出来事として、安全保障関連法が成立した事があげられると思います。法律が成立する前に、その時の私の精一杯の思いと力を込めて法案に対する反対討論を行った時の録画映像です。

元国連職員として、イエメン在住時の経験を基に、
紛争の原因と解決法や、日本のこれまでの国際社会への貢献こそが
平和への道であると訴えました。
抑止力の意味とは?アメリカの現状に触れ、日本の将来に起こりうる
問題を説明しています。
そして地方自治体ができる国際理解への取り組みなど、
足元から行動する具体的なビジョンも述べました。

https://youtu.be/238ViGRpx-U

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  1. 2015/12/31(木) 17:08:54|
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帰国とこれから

niwa.jpg
[祖母宅の庭。こうやってみるととても日本ぽい]

金曜日から日本に急遽帰ってきた。
やはり日本はいい。しかし、寒い。皆は慣れているようで、むしろ冬の装いを楽しんでいるようだが、イエメンから来た私にとっては慣れるのに一週間ほどはかかりそうだ。

イエメンでの勤務もあと少しの期間となってきた。その後はまだ分からない。
プログラム・オフィサーとしての仕事を11月16日で終えた。その後、紛争解決のプロジェクトにコンサルタントとして少し働く予定になっている。その契約ができるまでの間、日本で待機することになった。いったいどんな契約内容が送りつけてこられるだろうか。フェアなものであることを祈るよりほかない。

国連で働けば働くほど、ジレンマは募り、理想と現実のギャップは開くばかりだ。
詳しくは後記する。

  1. 2009/12/21(月) 08:43:20|
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別れ

adel

〔マルハバタクシー会社のアデル君。必ず指定の時間に遅れず来てくれ頼りになるので、空港に行くときなど大切な場面でよく頼む。運転の仕方は時にとても早いときもあるが、ひやっとしたことはない。フスハ(アラビア語標準語)で根気良く話しかけてくれ、良きアラビア語の先生でもある。彼の電話番号が知りたい方はお知らせください。しかし若干自閉症的な雰囲気も感じられる。。。〕

先日JICAボランティア調整員の方を送り出したばかりだが、今日は青年海外協力隊の2名のお別れ会だった。2年間の任期中に日本に一時退避になり、他の国に任地を替えた隊員や一時退避中に任期が終わった隊員もいたが、彼らはイエメンでの2年間を終了して日本に帰ることとなった。

イエメン滞在3年余りの間、たくさんの人を送り出してきた。私の今の契約も11月半ばまでとなった。その後別の契約形態でイエメンに残る道もあるけれど、できれば新天地で頑張りたいと思う。次のポジションでは紛争解決・平和構築に直接関わりたい。



  1. 2009/09/17(木) 16:58:57|
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訪問者たち

sanaa apr
〔イエメンの首都サナアでは一年を通してブーゲンビリアが咲いている〕

最近忙しくて、しんどい。海外の各方面からの出張者がなぜか同時期に重なってきているからだ。今日の午前中はワールド・バンクのワシントンからの出張者と防災のプロジェクトについてのミーティングだった。UNDPはすでに数年前から防災プロジェクトを内務省と行ってきていたのだが、どういったいきさつからかワールド・バンクは似たようなプロジェクトを環境省とはじめようとしており、私としては援助のムダにならないように過去一年くらいにわたってワールド・バンク側にできる範囲内で働きかけてきた。自らWBの担当者に話しにいったり、副代表に頼んで一緒に来てもらって話にいったり、ワシントンのWBの担当者にメールで働きかけたり、ワシントンから出張者が来ると内務省の防災プロジェクト担当者とつなげたり。それでも、これまで感触はそんなによくなかった。

しかし、ここへきてワシントンからの出張者があちら側からミーティングを要請してきて、これまで私たちがやってきたことを熱心に尋ねていた。そしてやっと、もうすでにプロジェクトをやってきているのだったら、そこに更なる援助を加えていくのが筋だろうという話になった。また水曜日、具体的な話を進めるためにミーティングをすることになった。すぐには楽観視できないが、やっとコラボレーションのスタート地点に立てたのではないだろうか。

また、地雷除去のプロジェクトでは今、プロジェクトの効率性・進行具合などを評価するevaluator(評価者?)がきており、これにも様々なアレンジやevaluatorとのミーティングに時間を費やされている。

それに加えて、Geneva CallというジュネーブのNGOから2人出張者が来ていて、彼らとのミーティングが昨日あった。

明日こそは自分の机に座る時間があることを祈ろう。



  1. 2009/04/19(日) 21:31:06|
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レバノン!

saki ビニール好き
〔レバノンにはカメラを忘れたので、サキの写真。なぜかビニール関係が大好き。〕

イエメンのセキュリティの段階が3であるため、外国人スタッフは2ヶ月ごとにイエメンの外に出てお休みをとれるR&R(休みと回復)という制度がある。前回のR&Rはインドに行って友人の結婚式に出席したが、今回はレバノンに行って来た。前回私がインドに行っているとき職場の同僚たちがレバノンに行っていたこともあり、レバノンに行ったことのある人すべてがレバノン楽しいよ!と行っていたので、せっかく中東にいる間に行っておこうと思って訪れた。

確かにとても楽しい。国がすごく小さくて、遺跡なども回りやすいし、ベイルートでは遊ぶ場所がたくさんある。私はいつもながら一人で行ったけれども、レバノンの人たちは本当にフレンドリーで一人でも退屈しなかった。もちろん私はお休みに行ったので、一日ホテルでのんびり映画を見たり本を読んだりして過ごすこともあった。『休む』目的で行ったのでカメラを忘れていってしまったのが残念。見ごたえのある遺跡や活気のある街の様子を撮ることができなかった。ということは、また行かなくては。。。


  1. 2009/03/13(金) 23:03:33|
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マハラ州出張

school in mahara
〔日本の援助で建った学校-マハラ州〕

新年らしい気分もまったくなく、年が明け、ふだんどおりの仕事が続いている。

12月下旬、マハラ州には、津波関係のコンサルタント2名、プロジェクト・スタッフ1名、政府カウンターパート1名、私の4名で訪れた。私は始めの4,5日いて、知事やら内務省、漁業省、IFADプロジェクトマネージャーなどにプロジェクトの説明と協力を求めるなど根回しをする部分におもに加わった。

マハラ州にはプロジェクトが少ないせいか、それとも人柄からか、IFADのプロジェクト・マネージャーはずいぶん助けてくれた。2回もミーティングの機会を持ってくれ、さらに一日はプロジェクトの車をドライバーつきで手配してくれ、地元のドライバーが色々な場所を案内してくれた。

mahara
それにしてもマハラ州はだだっ広く、集落はぽつんぽつんとあり、移動に時間がかかる。

fish
マハラ州はほとんどの場所が田舎なため、レストランのない集落が多い。2004年にインドネシア沖地震による津波の被害のあった集落を訪れたが、一日は漁師から魚を買い、人家で調理してもらって食べた。調理にあまりに時間がかかった上に、もう行かなくてはいけないと言っているのに、客だということで食後のあまーいお茶も飲まなければいけなかった。合計3時間もその家で過ごす事になってしまった。でも、とれたての魚はとても美味だった。

  1. 2009/01/11(日) 19:48:17|
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ホテルでの一日

今日は一日中ホテルにてUNDPイエメン・オフィスの「調達部」の仕事をいかに良くするかについての話し合いがあった。
まずは無記名で問題点を指摘し、その後各々の問題点についてどのように対処するか話し合った。
この一日かけての話し合いにはプロジェクトを担当する「プログラム・オフィサー」と調達部が参加した。

仕事が遅い、プロセスが不明確、などは(悲しいかな)お決まりの問題点だが、これに加えて、多くのプログラム・オフィサーが調達部のスタッフについて感じている問題点として、「目的感/使命感の欠如」が挙げられた。我々プログラム・オフィサーは毎日プロジェクトに接しており、日々イエメンを良くしようと奮闘している。プロセスが遅れれば、政府カウンターパートやプロジェクトスタッフ、ドナーとの信頼関係、目的の達成に多くのダメージがでる。

プログラム・オフィサーはこのような調達の仕事が与える甚大な影響の渦中にいるため、質の高い仕事が速やかに、行われることの重要性を承知しており、そのため時間とエネルギーを割くが、「調達部」のスタッフにはこのような影響は見えずらく、結果的に仕事に対するコミットメントが低くなる。そして、仕事の遅延、回避、多くの間違い、電話に出ないなどなどにつながる。

さらに、プロジェクトを直接担当しない、このような縁の下の力持ち的な仕事をしている人たちは、UNDPの目的に賛同してというよりも、「待遇の良い仕事」として働いている人が多い。仕事の動機がもともと違うとも言える。

一度「調達部」のスタッフが私に面と向かって言ったことがあった。“I don't care about the development of Yemen! (イエメンの発展なんて知ったこっちゃないわよ!)” その発言を聞いてこう思った。今発展している国は、海外からの援助によってではなく、現地の人によってなされている。つまり、イエメン人の手によってしか、イエメンの本当の発展はありえないのだ。

  1. 2008/12/23(火) 23:13:16|
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