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白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

なんでおがっさんは政治に一生懸命なの?

ブログに来て頂いて、ありがとうございます。この記事は、最初2015年3月28日に載せたものですが、ブログの一番上にくるといいな、と思い、日にちを未来の日付にしています。その頃、私たちの子孫はどんな社会をつくっているでしょうか、母なる地球はまだ私たちを生かしてくれているでしょうか、などなど思いを馳せながら・・・

【2023年4月1日追記】
2023年4月1日の投稿にあるように、23年の熊本市議会議員選挙には出馬しない事を決めたのですが、思いは今も同じなので、冒頭にくるようにしています。


私が政治の世界に入って全力で活動しようと思うのは、純粋に、すべての人が幸せであって欲しいと願うからです。「弱い立場」や「理不尽」もなくしていきたい。

誰かが幸せになる為に、他の誰かが不幸せになる必要はないと信じています。
素晴らしい方々が大勢いらっしゃって、その方々の「心」や「精神性」を反映させた素晴らしい社会をつくることができると思います。そういう社会では、すべての人が「足り」ている。

子供は宝として大切にされ、個性を伸ばす教育をうけ、知恵を受け継ぎ、のびのびイキイキして自信と愛に満ちている。福祉は充実し、未来の子供たちから借りている地球を汚したり、破壊したりしないでエネルギーをつくったり、経済活動したりする。また、違いや過ちを殺人ではない方法で解決する。

でも、今、政治は違う方向に突っ走っている。このままではアカン!政治を市民の手に取り戻さなければ!と思っています。

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  1. 2037/03/28(土) 09:58:32|
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不出馬のお知らせ

熊本市議会も改選ですが、私は、今回は健康上の理由から出馬しない事にしました。

第二子妊娠中に椎間板ヘルニアになるなど、ここ数年、健康状態の悪化が著しかったのですが、議員活動と子育てを両立する中で、なかなか自分の健康のために十分な時間とエネルギーを確保することができずにいました。

私が出ないと子育て中の女性の声を届ける者は居なくなってしまうと思い、ずいぶん迷ったのですが、今回は先ずは自分の健康を立て直したいと思い、不出馬を決めました。

これまで応援頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。

今後も議員として得られた知識や経験などを発信しますし、1個人としてブログは続けていこうと思っていますので、時々のぞいてみてください^_^

  1. 2023/04/01(土) 12:31:52|
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猫バス

猫バスに おじさま乗ってる 70代

【おせっかいな解説】
 少子高齢化社会ニッポンを揶揄した一句です。

 去年、動物園で巨大すいかを食べる象を見た時、1番前に陣取っていた60歳代と思しき夫婦に対して、「1番前は小さな(背の低い)子ども達に譲ってあげれば良いのになぁ」と思った気持ちがこの句につながりました。
 ジブリパークとジブリ展が熊本県立美術館本館で2023年1月20日〜3月26日まであるそうですが、その宣伝を見て、動物園での出来事を思い出しました。

  1. 2023/01/20(金) 10:32:43|
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2019熊本市中1自殺 第三者調査委員会報告書

2019年に、熊本市立中学校に入学間もない子どもさんが転落死しました。

小6の時の担任の日常的な不適切指導、近しい友人への体罰などにさらされ続けた結果、抑うつ状態になり自死に至った可能性が非常に高いと報告されています。

再発防止のために、遺族が公表を求めた第三者詳細調査委員会の報告書が以下から読む事ができます。

ぜひ、ご一読頂いて、不適切な指導や体罰を容認しない世論をご一緒につくって頂ければ幸いです🙇‍♀️

https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=35496&e_id=10#danraku2

#体罰
#不適切な指導
#第三者委員会
#調査報告書

  1. 2022/11/17(木) 15:19:23|
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分煙・禁煙施策と熊本市の(新)喫煙所設置費助成事業

昨日、2022年6月27日(月)、予算決算委員会の中で、新しい喫煙所設置への助成事業について質疑しました。

禁煙・分煙に関する私の考えをまとめると、

〇国際条約にのっとって、禁煙施策をさらに進める(生産農家を含めた人々の健康のため)
〇現在の、「原則的に屋内禁煙、バーなどの小さい店舗は例外在り、屋外については『禁煙配慮義務あり』」とした国の施策は中途半端。屋外についても多くの人が利用する公園や駅・バス停周辺、その他多くの人が利用する場所は望まない受動喫煙が起きてしまうので、禁煙にする。
〇喫煙所はJTなどのたばこ販売者が設置、維持管理し、受動喫煙が起きない箱型にする。

↓に質疑のやり取りを載せます。執行部側の答弁は、実際は敬語で話されています。
(緒方夕佳)
お早うございます。緒方夕佳です。

今議会に、「熊本市中心部における分煙環境整備に関する請願」が提出されておりますが、その請願と、補正予算として計上されている、「分煙施設設置費助成」について併せてお尋ねいたします。当初、健康福祉局長にも質問をする予定でしたが、その部分は市長に対する質問のみとなりましたので、はじめにお断り申し上げます。

また、何事にも様々な考えがありますが、いつも同様、子育て中の一般の女性の視点を大切に質疑致します。

この、「分煙環境整備に関する請願」は、たばこ販売組合、飲食業関係の組合や中心市街地に位置する商店街の連名で提出され、熊本市が公設喫煙所を整備する事を求めております。市もこの請願の内容について承知していると思いますが、市はこの請願をどの様に受け止めているのでしょうか。市長の見解をお尋ねいたします。

(市長答弁)
○ 令和4年6月10日付けで「九州中部たばこ販売協同組合連合会」を代表とす
る19団体から「熊本市中心部における分煙環境整備に関する請願」が提出され
たことは承知しており、分煙により喫煙者と非喫煙者双方の立場に配慮すること
が必要と改めて認識したところ。

○ 現段階において、喫煙者が一定数いらっしゃることや令和4年第1回定例会で
の議論などを踏まえ、多くの人が集まる中心市街地での受動喫煙を防止する観点
から、今回、「中心市街地分煙施設設置費助成事業」の補正予算を計上した。

○ 本市は、喫煙による身体への影響を考慮するなど、市民の健康増進施策を推進
しているため、行政主導による公設喫煙所の設置ではなく、民間事業者に対し、
今回の助成事業の活用を促してまいる。

(緒方夕佳)
熊本市が、現時点で、税金を使って公設喫煙所を設置することはしない、という方針を示しているのは理解できるところです。

なぜなら、日本は、人々の健康増進のために、たばこを規制する国際条約の締約国になり、国を挙げて能動喫煙と受動喫煙の両方を減らそうと努力しているからです。

「たばこの規制に関する世界保健機関枠組み条約」は、能動喫煙と受動喫煙が死亡、疾病、傷害を引き起こすことが科学的に明白になっている事に鑑み、たばこの供給、需要、喫煙、受動喫煙のすべてをなくし、又は減少させることによって、人々の健康を改善する事を目的としています。

また、喫煙者は市民の十数%という少なさを鑑みると、喫煙所設置に税金を投入する事に、市民の理解が得られにくいと考えられます。

質問2

その様な中で、熊本市が喫煙所をつくるために補助金を拠出するというのは、一般の方から見ると、矛盾しているように見えるかも知れません。先ほどの市長の答弁の中で触れられた、「中心市街地分煙施設設置費助成事業」について、この事業の設置経緯と助成内容を詳しくご説明頂けますでしょうか。文化市民局長にお尋ねいたします。

(文化市民局長答弁)
平成19年に「熊本市路上喫煙及びポイ捨ての禁止等に関する条例」を施行し、中心市街地のアーケード内の路上喫煙を禁止したことから区域内に入る7か所に灰皿を設置した。

その後、たばこの煙やにおい等に対して市民からの苦情もあり、順次、撤去し、令和2年に改正健康増進法が施行され、受動喫煙の防止に向けた対応が求められたことから、本年3月に残りの4基を撤去した。

しかしながら、現段階において、中心市街地には喫煙者が一定数あり、ポイ捨てや路上喫煙の禁止エリアも重なる事や令和4年第1回定例会での議論なども踏まえ、撤去した灰皿4基の代替案として「中心市街地分煙施設設置費助成事業(案)」の補正予算を上程した。

本事業は、中心市街地の本市が定める区域内に民間で分煙施設を設置する際の経費を助成するもので、助成率は10/10とし、工事費、設計費等の設置に関する経費全額を対象としており、助成限度額については、屋内及び屋外コンテナ型が上限1千万円、屋外パーテーション型が上限6百万円とし、いずれのタイプも運営期間5年以上を条件としたいと考えている。

事業の検討にあたっては、他都市において民間の設置を促すために設置費については全額補助する都市がほとんどで、維持管理費を助成している都市はあったものの、本市としては、周辺に民間のみで施設設置をされているところもあり、民間事業者が事業運営を行う中で、施設運営費等、一定の費用負担をお願いしたいと考えた。

本助成事業(案)については、他都市においてもニーズがあるとの事であり、路上での受動喫煙防止や吸い殻のポイ捨て防止等につながるよう、商店街などの関係団体や関係部署と連携して、民間事業者へ設置を促していく。

(緒方夕佳)
7基あった灰皿の内、残りの4基を撤去したので、その代わりを民間に設置してほしいのでこの助成事業を創設したという事ですが、地価が高く、混みあった中心市街地で、そう簡単にいくものか疑問ですし、パーテーション型も認めているため、受動喫煙防止の効果についても懸念されます。

設置費全額補助というのも高いと感じる市民が多いのではないでしょうか。

日本が受動喫煙対策について遅れていると自覚した政府が東京オリンピックを前に慌てて原則・屋内禁煙という法改正を行いましたが、屋外については「受動喫煙をさせない配慮義務がある」としただけで、屋外についての禁煙と分煙について明確な方針を提示していないために、「タバコ難民」と言われる方が出る様な現状になっていると思われます。先に触れた「たばこの規制に関する世界保健機関枠組み条約」の締約国では、児童公園なども禁煙になるなど、屋外についても明確化が進んでいます。今後、国が屋外での分煙施策についても明確にしていく必要があると思います。

その際、喫煙所の設置は税金ではなく、容器包装リサイクル法によって、容器・包装を利用して商品を販売する事業者が容器・包装のリサイクルの義務を負う、とされているように、たばこにおいても、JTなどの販売者が喫煙所の設置に責任を持つのが理想であると思います。

次の質問に移ります。

質問3

市長はこれまで「喫煙による身体への影響も考慮し、健康増進を図る観点から、行政主導による公設喫煙所の整備は考えていない」ことを明言されてきました。今後、どの様に市民と市役所職員の健康増進に取り組んでいかれますでしょうか。市長にお尋ねいたします。

(市長答弁)
禁煙を希望する市民への支援としては、世界禁煙デーに伴う啓発や禁煙手帳の配布、市ホームページにおける禁煙外来機関の紹介のほか、健康ポイント事業において、禁煙達成者に対し、健康ポイントを付与するなどの取り組みを行っている。

また、現在、あらたな取り組みとして受動喫煙の防止と禁煙を支援する動画を作成し、本市のユーチューブ公式チャンネルで配信するよう準備をすすめているところ。

次に、職員への禁煙支援としては、私のマニフェストにも掲げているように、職員の健康増進のため令和元年7月より原則、市の施設を敷地内禁煙にしたほか、勤務時間中の禁煙を改めて徹底するとともに、禁煙外来を利用した際の職員厚生会による補助や研修なども行っているところ。

本市としては、健康づくりは非常に重要であると考えており、引き続き市民の皆さまと職員の健康を守るため、望まない受動喫煙の防止や禁煙を支援する取り組みを進めてまいる。

更に、これらの取り組みと併せ、本市の健康増進計画である「健康くまもと21基本計画」に基づき、健康ポイント事業やがん検診事業、生活習慣病対策などを総合的に実施する事により、健康寿命の延伸や生活の質の向上に取り組んでまいる。

(緒方夕佳)
ただ今の市長の答弁の中で、がん検診事業について触れられましたが、

国が策定した「がん対策推進基本計画」には、がんは日本人の死亡要因の第一位であり、禁煙はがん予防の第一の砦である、と記されております。

熊本市においても、ただ今、市長が紹介された数々の取り組みにより、禁煙希望者が禁煙に成功し、「健康づくりに関する市民アンケート調査」によると、喫煙すると答えた方は13.7%に減少しています。

今後、屋外での禁煙・分煙方針が明確になり、熊本市民の健康な暮らしがさらに守られるように願って、私の質疑を終わります。



  1. 2022/06/28(火) 10:46:06|
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男性の育休取得促進

おはようございます^_^ 今朝の熊本市は曇りです。

「男性の育児休業取得」を促進するために、法律が改正されました。

雇用者は育休の制度について必ず対象者に面談や書面で知らせ、育休を取得するかどうか本人に個別に尋ねる事が義務になりました。その際、「人がいなくて困る」とか「昇進に影響するかもしれない」など、取得をしにくくする様な言動はハラスメントと認定されます。

つまるところ、私たちは幸せに生きるために生きているのだと思います。生まれたての小さな小さな赤ちゃんとじっくりたっぷり過ごす日々は私たちが人生を振り返った時に特別な愛おしい時間になると思います。父親の(になる)皆さん、ぜひ育児休業を取ってみてください^_^

他にも、育休を分割して取得できるなどの10月1日以降の施行を含めた今回の改正ポイントを分かりやすくまとめた資料はこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000789715.pdf

介護・育児休業法全体の内容、パンフレット、事業者向け説明書等などたくさんの資料はこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html


  1. 2022/04/14(木) 10:13:44|
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熊本市 起業家支援施設 クロスポイント始業

今日(2022/04/09)は熊本市の起業家支援施設「XOSSPOINT(クロスポイント)」のオープニングイベントに出席しました。場所は森都心プラザの2階部分です。2階のカフェレストランが無くなってしまったのは寂しいですが、ほとんど使われていなかった観光スペースをリフォームして有意義に使われる施設になるなら良いですね。

私も計画段階から、子連れでも利用しやすいように、というのを再三、担当課にお伝えしてきました。その声が反映されて、授乳室は設置されましたが、とっても小さく、車椅子では厳しそうだし、おむつ換えは難しそうです。もっともっと子連れで利用しやすいように、ガラス張りの壁で間仕切りして子どもが遊んでいるのを見ながら相談したり作業ができるような仕様を求めてましたが、その辺りは実現せず、いわゆる普通のオシャレな空間になりました。普通の空間は民間でもできるので、『行政ならでは』の『本当に誰でも使いやすい空間づくり』を期待していましたが、計画・設計・運営とすべての面で子連れ経験に乏しい・健常男性が優勢で進めてきたので、この形になったのだと思います。

あとは運営側が、いかに想像力を働かせて、また子育て中の女性たち(や障がいがある方々等)の声を聞いて柔軟に対応していけるかだと思います。授乳ひとつをとっても、母乳をあげる女性、搾乳した冷凍母乳を解凍してあげる男性、粉ミルクをあげる男女など様々ですから。

ベビーカー置き場がありましたが、ベビーベッドは無いので、結局、赤ちゃん連れの場合、赤ちゃんはベビーカーに乗せたままの方が施設は利用しやすいですよね。セミナーなどの場合は抱っこもあり得ますが。配慮しようという気持ちは嬉しいですが、やはり当事者の声を反映しないと利用しやすいようにするのは難しいですね。もっと企画、設計、運営等すべての面で女性が意思決定に参加できるようになりますように。

森都心プラザ3階にオープンした「駅前子育て広場」も見てきました。窓が多くて明るい素敵な空間で、扉が閉まるので小さい子どもに読み聞かせもできます。保育士常駐の需要のある施設だと思います。平日は午後3時までという事ですが、開館時間がもっと長くなると良いなと思います。

創業支援室(無料・共益費あり)について
https://stsplaza.jp/business/bizstartup/index.html

クロスポイント スモールオフィスについて
https://stsplaza.jp/business/bizstartup/2022/03/_110213.html

  1. 2022/04/09(土) 17:39:35|
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