FC2ブログ

白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

なんでおがっさんは政治に一生懸命なの?

ブログに来て頂いて、ありがとうございます。この記事は、最初2015年3月28日に載せたものですが、ブログの一番上にくるといいな、と思い、日にちを未来の日付にしています。その頃、私たちの子孫はどんな社会をつくっているでしょうか、母なる地球はまだ私たちを生かしてくれているでしょうか、などなど思いを馳せながら・・・

私が政治の世界に入って全力で活動しようと思うのは、純粋に、すべての人が幸せであって欲しいと願うからです。「弱い立場」や「理不尽」もなくしていきたい。

誰かが幸せになる為に、他の誰かが不幸せになる必要はないと信じています。
素晴らしい方々が大勢いらっしゃって、その方々の「心」や「精神性」を反映させた素晴らしい社会をつくることができると思います。そういう社会では、すべての人が「足り」ている。

子供は宝として大切にされ、個性を伸ばす教育をうけ、知恵を受け継ぎ、のびのびイキイキして自信と愛に満ちている。福祉は充実し、未来の子供たちから借りている地球を汚したり、破壊したりしないでエネルギーをつくったり、経済活動したりする。また、違いや過ちを殺人ではない方法で解決する。

でも、今、政治は違う方向に突っ走っている。このままではアカン!政治を市民の手に取り戻さなければ!と思っています。

スポンサーサイト



  1. 2037/03/28(土) 09:58:32|
  2. 日本の(非)日常|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:15

石木ダム強制収用を許さない議員連盟発足しました

「石木ダム強制収用を許さない議員連盟」発足しました。私もメンバーになりました。どうぞニュース動画をご覧ください。日本の美しい景色です。私も海外に長年住んだせいか、この日本の里山の風景をとても美しく、価値のあるものと感じることができます。砂漠気候のイエメンからするとこの風景がどれほど豊かなものか・・・。必要性に疑問のあるダムをつくって業界にお金を回すのではなく、この美しい自然を国内外の多くの方々と楽しむことにより精神的にも経済的にも満たされる、そういう近未来をみなさんと実現したいと思っています。

https://sp.fnn.jp/posts/2019091400000001KTN/201909141800_KTN_KTN

石木ダムの不必要性に関するせやろがいおじさんの動画
https://youtu.be/SbmizwxRCjA

以下、KTNニュース本文貼り付け
ーーーーーーーーーーーーーーーー

長崎県と佐世保市が東彼杵郡川棚町に計画している「石木ダム」の建設に必要な土地の明け渡し期限が迫る中、県のすすめ方に疑問を投げかける議員たちが、14日、連盟を立ちあげました。

「石木ダム強制収用を許さない議員連盟」は、東彼杵郡3町の議員が呼び掛けて、全国から73人が賛同しました。

石木ダムをめぐっては、建設に反対する地権者に対し土地を明け渡すよう求める裁決が出されていて、今月19日を過ぎれば土地の所有権は県に移ります。

しかし議員連盟は、強制的に立ち退かせる行政代執行は人権侵害にあたり、絶対に避けるべきといいます。

石木ダム強制収用を許さない議員連盟 城後 光 代表「なぜ強制収用しないといけないのかという部分を議員同士で学び、それを世論に訴えていく」

ダムに反対する地権者は、今月19日長崎県の中村知事と面会し、建設中止を求める予定です。


  1. 2019/09/14(土) 20:44:31|
  2. 仕事-UNDPイエメン事務所|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

1人でも調査をして、公の場で発言する事で市議会を変えていく

2019年9月3日の議会開会日に「熊本市歯と口腔の健康づくり推進条例」という条例を制定するための政策条例検討会を設置しよう、という提案に反対する討論を行いました。私も最初にこの提案を聞いたときは賛成できるかな、と思ったのですが、よくよく調べてみると完全な「むだ」(またはリダンダント)という事が分かったので反対しました。大まかにいうと、熊本市がすでに国の法律と基本計画に基づき、多大な時間と経費をかけて綿密な計画を立てているので、似たような(またはそれより更に粗な)条例をつくるために市民から頂いている貴重な時間と経費を使う必要はない、からです。しかし他のほとんどの会派の方々は残念ながら賛成でした。賛成した方々は、しっかりと調査をして、というよりは、「最大会派の自民党から出ているし、歯と口腔の健康は大切だし、提案者の説明によると熊本県や複数の政令市も同様の条例を制定しているから反対でない」という事で比較的安易に賛成してしまっているように見えました。もちろん私の他に誰も発言しなかったので、それさえも分かりませんが。フッ化物洗口に反対の市民連合も賛成していたのが残念です。自民党が出した原案にはしっかりとフッ化物洗口を推進していく旨も記されていましたし、現在の保守派の圧倒的多数状況からいって、条例をつくることに賛成すればこの項目は必ず入ってくると見通せるからです。

この様な、「最大会派が出すものには基本的に賛成」という様な熊本市議会も、私1人でも、しっかりと調査をし、考え、公の場で発言する事で、市民の皆様に支持して頂き、調査をし、議論をして結論を出す本来の議会の姿に少しでも近づけていきたいと思っています。点線の下は、討論の一字一句です。読んで頂ければ嬉しいです。
------------------------------------------------------------------
おはようございます。緒方ゆうかです。
討議に入ります前に、九州北部豪雨で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さて、「熊本市歯と口腔の健康づくり推進条例」という条例を制定するために政策条例検討会を設置しよう、という提案が出されております。この特定の条例をつくるための政策条例検討会をつくることに「反対」の立場で討論を行います。

もちろん、ご承知の通り、歯と口腔の健康は、私たちにとって極めて重要なものです。歯周病菌が原因で流産が起きる事もありますし、咬み合わせが体全体のバランス感覚に影響を与えたり、生涯食べ物を美味しく食べるなど生活の質に大きく影響を与えるものでもあります。

そのため、国が「歯科口腔保健の推進に関する法律」を定めており、その第3条により、国の「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」に基づき、熊本市も「第3次熊本市歯科保健基本計画」という79ページにもわたる、綿密な計画をつくっております。これは、インターネットでも見ることができます。

これまでの取り組みが功を奏して、歯と口腔の健康の重要性は十分に理解されてきております。熊本市役所でもお昼休みに歯を磨く方を多数お見受けしますし、熊本市の「基本計画」によると市民の虫歯に罹患する率は年々減少傾向にあります。

この「第3次熊本市歯科保健基本計画」は約1年もの時間と相当の経費をかけてつくられております。まず、歯科関係者や介護・福祉施設関係者に対してアンケートが2回に分けて行なわれ、熊本市の担当課に加え、歯科・医療・教育・栄養の専門家や実務家の18名もの委員の方々が3回会って討議し、つくられております。もちろん、市民に対してパブリックコメントも行われております。

この政策検討会設置の提案申し出の際に、条例の原案が示されておりますが、「市の責務、様々な関係者・事業者、および市民の役割を明らかにするとともに、市民の歯と口腔の健康づくりに関する施策の推進のための基本となる事項を入れ込んだもの」となっています。

国が定める歯科口腔保健の推進に関する法律では①国及び地方公共団体、②歯科医師、歯科衛生士等、③事業者(国民の健康の保持増進のために必要な事業を行う者)、④国民、について、責務を規定しており、これに沿う形で、市の基本計画では、乳幼児期、成人期、高齢期など6つのライフステージに分け、一つ一つのライフステージごとに詳しく市、関係機関・団体、そして市民の責務と役割を明らかにしてあります。

すでに熊本市は国の法律に基づき多大な時間と経費をかけ、綿密な計画を作っていますから、我々市議会が似たような内容の条例をつくるために、市民から頂いている貴重な時間や経費をさらに投入するのはいかがなものでしょうか。

大阪府や福井県では、「すでに自治体の口腔保健計画の中に位置づけられている」との理由で、条例を制定していません。日本の人口の1
割を抱える東京都は条例の制定を検討さえしていません。

歯と口腔の健康が重要であると同時に、法令の1つである条例を必要最小限にとどめる事もまた、重要な事です。

これまで申し上げたように、すでに同様の法律や計画が国や自治体のレベルで多重に存在する事、また、これまでの取り組みも、完ぺきとは言えないかもしれませんが、すでに多大に功を奏しているので、市民から頂いている貴重な時間と経費は、より、取り組みのすすんでいない別の事項に使うべきと考えます。よって、「熊本市歯と口腔の健康づくり推進条例の制定」のための政策条例検討会の設置には反対致します。議員の皆様の賢明なご判断をお願い申し上げます。


  1. 2019/09/06(金) 01:08:51|
  2. 市議会議員の(非)日常|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

AJ+動画の和訳

お待たせしました!日本の女性を取り巻く現状を、私へのインタビューと共にアルジャジーラ・プラスが動画で伝えてくれましたが、やっとある程度の和訳ができました。

動画は下のリンクです。
https://www.facebook.com/407570359384477/posts/1549330868541748?s=540312006&v=e&sfns=mo

Ever wondered why Japan makes it so hard for women to succeed? Hint: it has a lot to do with men.
題「なぜ日本ではそんなに女性が成功するのが困難なのか不思議に思ったことがありますか?ヒント:男性によるところが多いです。」

2017年11月、女性と赤ちゃんが市議会を停止させました。
緒方ゆうか:「『最も神聖な職場だぞ!』等、大きな怒鳴り声が聞こえました。」
「赤ちゃんを連れて議場から直ちに退出するよう求められましたが、『私はここに居ます』と言いました。」
緒方ゆうかさんは熊本市議会の議員です。つまり、日本では数少ない、リーダー的立場にいる女性です。緒方ゆうかさんは、出産後最初の登庁日に新生児と現れ、議場から退場させられました。

緒方ゆうか:「『私は、私の様な立場の市民の代弁者なので、ここにいる権利があります。どうぞ議会を始めてください。』と言いましたが、『赤ちゃんがいる限り議会は始められません。』と言われました。」

日本では60パーセント以上の女性が第1子を出産後、仕事を辞めます。(※)雇用主はそれを期待しているため、女性のキャリア形成に投資しない事が多いです。さらに悪い事には、故意に女性を辞めさせるために、妊娠したら降格させることが珍しくありません。これは「マタハラ」として知られています。

緒方ゆうかさんは、女性の職場での権利向上に尽力してきました。議会棟に託児所をつくるなどの多くの提案はすべて反対されました。そのため、緒方さんは同僚たちに母親の現状を突き付けるために赤ちゃんを議場につれて行きました。

緒方ゆうか:「政治家や権力者に、女性達が言っていること、言い続けてきたことをいいかげんに聞いてほしいです。」「私たちは消耗しています。子どもが欲しくても持てない状況です。」

ゆうかさんの件はもっと大きな社会問題を浮かび上がらせています。安倍首相掲げる「ウーマノミクス」の失敗を表しています。「ウーマノミクス」とは、安倍晋三氏による、男性優位の労働市場に女性を入れる事によって経済を活性化させようという計画です。

日本は人口の4分の1以上が65才という、超高齢化社会で、大人用のおむつの売り上げの方が赤ちゃん用のおむつより売り上げが多く、赤ちゃんの出生数が高齢者の死亡数を下回っています。つまり極度の人材不足の状態で、これは結局、経済の停滞を招いてしまいます。これを解決するために首相は女性が労働市場を補えばいいと計画しました。そして、首相は、それを「女性の権利の向上」と名前をつけました。安倍首相は、より多くの女性が指導的立場につき、育休も取りやすくするなど「女性が輝く」社会を作りたいと言いました。しかし、実際は女性は取りこぼされてきました。ウーマノミクスは女性を輝かせるのではなく、搾取しています。

「ウーマノミクス」以降、女性の雇用者は実際に増えました。2018年に日本のジェンダー指数のランクは149ヵ国中110位でした。原因の一つは女性の雇用の質が低い事でした。非正規雇用で、正規雇用にあるような福利厚生のない仕事です。

緒方ゆうか:「実際に女性の就労者は増えています。しかし、パートで報酬が低く、福利厚生が無い仕事が多いため、働いていても生活が厳しい女性は多くいます。」
ジェンダーギャップ指数で日本がこれほど低いもう一つの理由があります。安倍首相率いる内閣の写真を見てみれば分かります。女性の数を数えてみてください。そうです、一人です。最も重要な政策決定の場に、女性がたった一人しかいません。

緒方ゆうか:「日本の現状がこれまで述べてきたような状況にある、原因の一つは意思決定の場に女性が少なすぎることです。」

その通りです。政治家、政府高官、経営者に占める女性の割合は、たった12.4パーセントです。日本政府はやっと2015年に、大企業は女性を経営側に増やすための数値目標を設定して、それを公表しなければならないという法律をつくりました。しかし、とっても驚いたことに(皮肉的)、しなかったとしても企業に何の罰もありません。

緒方ゆうか「安倍首相の観点からするとウーマノミクスはある程度の成功かも知れません。なぜなら彼の目的は生産(GDP)を増やす事だからです。しかし、政府の「輝く女性」計画は私たち女性が実際に求めている内容とは違っていると言っていいでしょう。」

当初、ウーマノミクスは女性にとって希望の兆しでした。やっと、女性の健康や豊かさは「負担」ではなく、国の優先項目となったと受け止められました。ところが、5年が経って女性の就業者は増えましたが、女性はなお、成功できていません。どのようにウーマノミクスが実行されているか、それがどのような影響を女性に与えるかは、ウーマノミクスを思いついた者には全く関係がないようです。
緒方ゆうか「日本には子宝という言葉がありますが、最近は聞かなくなりました。」
こんな状況であれば、日本の女性が輝けないのは不思議ではないですよね?

※動画の数字の出典元はOECD。内閣府の平成30年11月付のデータによると「第1子出産を機に離職する女性の割合は約47パーセント」となっています。 http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/top/hyouka/k_45/pdf/s1.pdf

  1. 2019/08/31(土) 23:54:33|
  2. 市議会議員の(非)日常|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

熊本市議会委員会室に於ける暴行事件及び 3月19日付讀賣新聞に対する決算

熊本市議会委員会室に於ける暴行事件及び3月19日付讀賣新聞に対する決算

I 事実経過
 1. 暴行事件についての事実経過
 2019年2月26日(火)予算決算委員会終了直後、隣席の女性議員(今回は県政にくら替え予定)より私に対して唐突に「質問を真似ていると云う話があるけど、やめてくれる!」と云う因縁としか言いようのない発言がありました。主語も述語も目的語も皆目解らない彼女の言葉に唖然としていると、直ぐさま議会運営委員長が来たので、私は議会での私の質問で他人の意見を剽窃した事は一切ない旨を説明していると、その女性議員はニ度にわたって私の右胸を強打しました。
 私は、この「事件」は議会の権威に関わる重大な案件であり、議会が自から解決すべき問題と捉え、「要望書」に「診断書」を添えて各会派、議会運営委員長、議長に提出しました。その結果はどうでしょう。各会派はしらぬ顔、議長は個人的な問題へのすり変え、委員長(今回も北区から市政に再挑戦予定)にいたっては「告訴でも裁判でもしろ、『私達』の証言によってはそちらが不利になるゾ」と恫喝する始末。物事の現象のみを見、単純化したとしても、いったい誰が加害者で誰が被害者なのでしょうか?
 従って、私にはこの事件を市民の皆さんに知って貰う為には記者会見しか残された道はありませんでした。これが事実です。

2. 讀賣新聞の記事について
 讀賣新聞3月19日(火)付朝刊に私の政務活動費についての記事がかなり大きく出ました。ついで翌20日(水)地元紙の熊本日日新聞にも同様の記事が讀賣を追いかける様にして掲載されました。記事を注意深く読むと、例によって例のごとく議会事務局の見解や「専門家(?)」の意見を短く載せ、巧妙に中立を見せかけています。
 しかし、次の疑問を生じさせるのは明らかです。それは、第1に、何故今の時期か?第2に、議会も事務局も1の暴行事件については何故見解を出さないのか?第3に、各報道機関が「女性議員をもっと増やそう」と言っているのと矛盾しないのか?最後に、讀賣新聞は3月24日の「セクハラ行為で讀賣記者処分へ」の報道をいったいどう説明するのか?

II. 女性に対する差別の本質
 女性に対する差別を理解する為には、その現象形態に惑わされることなくその本質を理解することが大切です。女性に対する差別の本質は決して人間関係に求めるのではなく、社会関係に求めなければなりません。即ち、近代民主主義の基底をなす、自由、平等の権利、すなわち市民的権利(特に就職の機会均等)がいまだに行政的に不完全にしか保障されておらず、その多くが「相対的過剰人口、中でもその中の潜在的過剰人口」に位置付けられており、社会的、歴史的必然性を以って差別されていることが唯一の本質です。例えば、今話題の「毎月勤労統計調査」(熊本県統計年鑑)を見ると次の表のようになっています。

2019032723022653d.jpeg


この表で気付く事は、H27年から急に女性の月給が上昇傾向を示しています。何故でしょうか?いずれにしても、この表は女性が相対的過剰人口の役割を担っている動かぬ証拠には変わりありません。

 『存在が意識を決定する』とは社会科学のイロハですが、上述したような物質的根拠が明らかになると、社会意識としての女性への差別観念が存在する事も明らかになります。社会意識としての女性に対する差別観念は、その差別の本質に照応して、日常生活化した伝統の力と教育によって、自己が意識するとしないとに関わらず、客観的には空気を吸うように一般大衆の中に入り込んでいます。このような社会意識としての差別観念が一度人々を捉えると、社会制度が変わっても、尚、根のない花が一定期間持ち堪えるように、頑強に残ろうとする性質を持っています。
 また社会的意識は、社会的心理をも含んでいます。社会的心理は、ある種の気分の他に情緒(じょうしょ)、既成の習慣、伝統の力、同情と反感などが含まれています。
従って、差別一般を論ずる時は、一つ一つの差別の物質的根拠を明らかにする必要があります。即ち、その歴史性、社会性に位置づける必要があると言わなければなりません。そうでないと、現代社会で蔓延している「差別のごった煮」が現出し、却ってその解決が遅れる結果となるからです。

Ⅲ. 結語に代えて
 2019年3月19日付讀賣新聞の記事は極めて巧妙に書かれている事は前述しましたが、はからずもⅡの女性に対する差別の本質を裏付ける記事となってしまいました。即ち、女性の解放に対して、客観的には否定的影響しか及ぼさない内容でしかないからです。また、2019年3月24日付朝日新聞朝刊第37面には「セクハラ行為で讀賣記者処分へ」と云う記事が小さく掲載されています。これこそ「問うに落ちず語るに落ちる」を地でいくものに他なりません。
 ところで、昨今「男女共同参画社会」「女性が輝く社会」が声高に叫ばれています。しかし、前者については、その内容が女性の労働力が正当に評価される事、即ち女性の市民的権利の完全な保障でなければなりません。ですから、このスローガンは「男女平等社会」が正確な表現です。また、後者については、女性が商品として扱われるのではなく(特に性の対象としての商品)、「女性の『労働』が輝く社会」の実現でなければいけません。
 “Struggle is Beauty”(闘いこそ美なり ※―緒方ゆうか訳―)とは荻原碌山の言葉。私もこれに倣って、女性解放の運動に一生携わる覚悟でいますが、その過程では色々な実践上の誤りを犯すでしょう。しかし、社会は、人間は、その実践上の誤りからしか学んでこなかったのですし、学べないのです。

【追記】
 私は今、ある小学校教諭の生徒に対する体罰問題に取り組んでいます。そんな折、マスコミは子供に対する人権侵害を連日のように報道しています。何故こんな事が頻繁に起こる事になったのでしょうか?流行でしょうか?決してそうではありません。やはり、この問題も、それを生み出す物質的根拠に目を向けなければなりません。現像的には、現代社会の矛盾(家庭の崩壊、学校教育の崩壊等々)が、大人対子供、子供対子供に反映しているのです。しかし、その物質的根拠は、社会関係を基礎とする「貨幣の物神性」によるマイナスの符号を帯びた人間関係を生じさしめ、程度の差こそあれ「地位と金持ちこそ人生の目的」が当たり前となってしまっているのです。(尤もその反作用もあるにはあるのですが・・・・)。
 「子ども自身が言葉では表現できないでいる彼らの状況を、言葉で明らかにしてやり、如何にすべきかを、一緒に考えてやることが、必要事の一つ」とは、故近松良之氏の実践から得た言葉です。私たちの運動も、この教えに沿って現在取り組んでいる問題と私達の基本的な考え方を「追記」としてここに記しておきます。

〈主な参考文献〉
朝田善之助著「差別と闘いつづけて」      
三一書房編「社会科学用語辞典」
「熊本県統計鑑」                 
南安曇教育会刊「荻原碌山」
モルガン著「古代社会」              
新村出編「広辞苑第四版」
H・ポリット著「婦人論」
近松良之著「園長室から」

  1. 2019/03/27(水) 23:25:45|
  2. 小論文|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:1

子育てと仕事を幸せに両立するには?

子育て(+家事やもろもろ!)がんばってますよね。
仕事と子育て(+家事やもろもろ!)の両立、大変ですよね。

なぜ、何年経っても保育園の待機児童や保留児童の問題は解決されないのでしょう?
なぜ、子供の数は年々減っているのに、子供の虐待は増えているのでしょう?
なぜ、女性のひとり親の世帯に「子供の貧困」と言われる状況が多いのでしょう?
なぜ、少子高齢化が問題であると言われながら、必要な施策が取られないのでしょう?

それは、子育て・介護などの当事者、子育てと仕事の両立を現在している当事者が政策決定の場にいない、いても極端に少なくて提案が政策に反映されにくい現状があるからです。私は議員になり、熊本市議会で任期中に初めて出産した議員となった事により、政治の世界は「子育てと仕事(議員活動)の両立」に関して全く未整備であることを知りました。

政治の世界に入ったら子育てと両立できないのではないか、という心配があれば当事者は増えません。

政治の世界に多様な当事者が入れるように、環境整備の一つとして記載の義務のない、妊娠8ヶ月+子連れ視察時、出産後体を痛めている中での赤ちゃん連れ視察時の介助者の交通費や宿泊費をあえて記載しています。

政務活動費は年に240万円支給されますが、政治活動にかかる経費はそれ以上にかかっており、240万円を超えた分の2016年度は35万円以上、2017年度は84万円以上自己負担しています。つまり、介助者の交通費などは実質的には自己負担していると言える額なのですが、あえて環境整備のために前例をつくる意味であげています。それも記者らには伝えたのですが、記事には書いてありません。

当時の議会事務局の担当者(すでに異動)は全国市議長会に問い合わせたのち「前例はないが、禁止でもないので、議員の判断です。」と私に言っていました。なぜ現在の事務局は違うことを言うのでしょう?

更に言えば、政務活動費の報告書は毎年夏に公開され、熊日は毎年、政務活動費について記事を書いているのにも関わらず、なぜその時ではなく選挙直前の今なのでしょう?

先に記事の出た讀賣新聞の取材の時は「選挙についてお話が聞きたいんですけど。」と言ってアポを取ってきたのに、いざ会ったら政務活動費の話しで、その内容から、落選運動的な記事が書きたいのだろうということはありありと分かりました。

そうまでして私を目障りに感じている人がいるのでしょう。

一般市民の声、子育て世代の声、子供の声なき声の代弁者としてがんばります。

20190319讀賣政務活動費上
20190320讀賣政務活動費下

2019032100363982f.jpg


  1. 2019/03/21(木) 00:42:27|
  2. 市議会議員の(非)日常|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

住民を「ばか」と罵った菊陽町議会の議長に不信任決議

https://rutube.ru/video/6e857a5e8c8a6c4d622a8891082e86aa/

詳しく伝えてくれていますが、動画はそのうち消えてしまう可能性があるので、文字起こしをして頂きました。
ーーーーーーーーーーーーーー
2019年2月

先月菊陽町で開かれた町議会議員と町民との意見交換会の後、出席した男性に対し、議長が暴言を口にしたのは不適切だったなどとして今日の臨時議会で不信任決議案が提出され、可決されました。

議長は大変申し訳なく思っていると話す一方で、今後の議会運営に支障が出るなどとして続ける意向を示しました。

今日開かれた菊陽町議会の臨時議会では渡辺裕之議長に対し議員14人が不信任決議案を提出しました。

不信任決議案では先月23日、議会が主催した町民との意見交換会で、議会の運営が拙いのは正副議長に責任があるなどと発言した80代の男性に対し、会の終了後渡辺議長が「よく考えて物を言え、馬鹿」といった暴言を口にし、会場の外までののしり続けたのは、1議員として許されない行為で、議長でありながら不適切であったとしています。
この決議案について採決が行われ、渡辺議長が退席した後、出席した15人の全員の賛成によって可決されました。

(議場)
全員賛成です。
したがって発議第1号は原案の通り可決されました

(町民A)
ひとこと挨拶も何もないやない。
すいませんでしたと言うお詫びも。
だからはっきりって住民馬鹿にしとるわね。

(町民B)
住民の方の意見をいかに聞いてそれを実行に移していくかって言う事なんですね。
そういう意味からするとほんとおかしいですよ。
議員とすれば失格でしょうね。

(渡辺議長)
経緯はどうあれ私が発した言葉ていうのは、あの議長としてまた議員としてこれは許されのないものだという風に思っとりますので、大変申し訳なく思っております
私の暴言に関してはですねしっかりと反省をしながらも最後まで責任は果たして参りたいと。

渡辺議長はこのように述べ引き続き議長の職を続ける意向を示しました。


  1. 2019/03/10(日) 18:55:00|
  2. 市議会議員の(非)日常|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

| ホーム | 次のページ