白日の下で  緒方ゆうか Official Blog Site

イエメンより帰国し念願の日本ライフを楽しんでいます 読んだ事、考えた事などアップしますのであなたの考えも聞かせて下さい。 国連開発計画イエメン事務所で勤務中に書きはじめ、帰国して医学部受験勉強、2015年5月1日からは熊本市議会議員の悲喜交々を綴り中

なんでおがっさんは政治に一生懸命なの?

ブログに来て頂いて、ありがとうございます。この記事は、最初2015年3月28日に載せたものですが、ブログの一番上にくるといいな、と思い、日にちを未来の日付にしています。その頃、私たちの子孫はどんな社会をつくっているでしょうか、母なる地球はまだ私たちを生かしてくれているでしょうか、などなど思いを馳せながら・・・

私が政治の世界に入って全力で活動しようと思うのは、純粋に、すべての人が幸せであって欲しいと願うからです。特に、弱い人を守りたい、世の中から「理不尽」をなくしたい。

誰かが幸せになる為に、他の誰かが不幸せになる必要はないと信じています。
素晴らしい方々が大勢いらっしゃって、その方々の「心」や「精神性」を反映させた素晴らしい社会をつくることができると思います。そういう社会では、すべての人が「足り」ている。

子供は宝として大切にされ、個性を伸ばす教育をうけ、知恵を受け継ぎ、のびのびイキイキして自信と愛に満ちている。福祉は充実し、未来の子供たちから借りている地球を汚したり、破壊したりしないでエネルギーをつくったり、経済活動したりする。また、違いや過ちを殺人ではない方法で解決する。

でも、今、政治は違う方向に突っ走っている。このままではアカン!政治を市民の手に取り戻さなければ!と思っています。

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  1. 2037/03/28(土) 09:58:32|
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東野中学校の入学式

東野中学校の入学式に来賓として参加しました。

ここに書くのもなんですが、このブログのタイトルは「白日の下で」として、なるべく正直に市議会議員の、また私個人のリアルな日常や内面を書きたいと思っているので、書きます。

三月にあった東野中学校の卒業式はうっかり無断欠席してしまいましたが、入学式に呼んで頂けたので気合を入れて参加してきました(笑)。

いや〜三月は報道などでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身の一般質問、議会の規則の改正案などなど出ており、文字通り寝る時間が極めて少ないような心身ともに厳しい議会でした。そんな議会中のとある土曜日、ゆっくり起きて、さあ、お昼ご飯を食べに行こうと出動したら、何やら手ぶらで歩く中学生の軍団が。手ぶら→授業がない日だったのかな→三月。。。終業式かな→あー!!!今日は東野中の卒業式だったんだ!!!手ぶらの中学生たちは卒業式が終わって手ぶらで帰宅途中にちがいない!!!すぐさま東野中に電話して、校長先生に平謝り。「また入学式にお呼びしますよ。」「入学式はいつですか?!!(予定にしっかり入れておかねば!!!)」「えーっと、4月10とか11日とか、そのあたりだったと思いますよ。」(そんなアバウトではキケン、キケン!)

このようなことが無いように政務活動を手伝ってくれている方にリマインドをお願いしているのですが、補助の方も三月議会は私のアシストで忙しく、うっかりだったのでした。それぐらい厳しい議会だったのです。

そんなこんなで、4月は議会も終わってひと段落し、入学式には行けました(笑)。

東野中学校は被災した校舎を建て替えるため、完全な更地にプレハブ校舎が建っています。グラウンドも小さなスペースがあるのみです。この時期をここで過ごす子供達が変わらず充実した、楽しい3年間を過ごせますように。


  1. 2018/04/10(火) 23:41:21|
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「都市整備委員会の一日視察」1/2

今日は、私が所属する「都市整備委員会」の一日視察でした。
「都市整備委員会」とは、熊本市の「都市建設局」が管轄する事業を集中して審議する委員会です。
メンバーは議員8名です。女性は私一人。

まずは議会棟(市役所に付随)に集合して、異動後の新メンバーの紹介がありました。
市役所の人事異動には時々驚かされます。
これまで都市建設局のトップ(局長)だった方が、交通局(市電)のトップに。これまで都市建設局のナンバー2くらいだった方が局長に。局長はしばらく変わらないと思っていたのに、意外でした。

去年の人事で驚いたのは、全く財政のバックグラウンドのない方が財政課のナンバー2になったことでした。
財政関係は様々な政府のスキームや細々とした決まりや計算式などがあるのに、これまでのベテランの人から全く経験のない方に変えるとは、市も随分思い切ったことをするな〜と思いました。本人に財政課を希望したのか尋ねると、本人は「会計」を希望したそうです。「会計」と「財政」は全く別物だそうですが、もしかしたら、人事課の方は似たようなもの、と思ったのかもしれません。もちろん、私の推測にしか過ぎませんが。

都市建設局は非常に男性比率が高い局で、都市整備委員会に出席する課長以上の人は見事に全員男性です。

新体制の紹介や事業の概要説明が終わった後で、4、5台のタクシーに分譲して出発。
まずは龍田方面へ。盛り土をして造成された大規模な住宅地で、地震で造成地全体がずれてしまったので、今後の地震などでそれ以上ずれないようにするために地中に鉄製杭を何本も打つという大規模な工事が行われている現場です。

携帯の調子が悪く、写真が撮れなかったので言葉だけの説明になってしまいますが、道路の半分くらいのアスファルトが剥がされ、ボウリングするような機械が2台稼働して、直径約30センチ、長さ数メートルの鉄製杭を道路の下の地中に2メートルおきに打ち込んでいっていました。

造成地の詳しい資料などは残っておらず、昔の写真と今の写真を比べて、昭和30年代頃に現在の形態に造成されたのではないか、という推測に基づき工事を行なっていて、資料が残っていないのはおかしい気がするし、市の仕事は案外こんな風にざっくりしたところがあって驚くことがある。

都市整備委員会になってつくづく思うのは、「人の欲」が災害の原因になっているという事と、まちづくり(特に防災)には長期的視野が欠かせないが、日本の近・現代のまちづくりにはそれがないために、災害が起こってからの苦しいつぎはぎの対応になっているという事だ。

例えば、龍田陣内にしても、川沿いにしても、水害を考えれば、頻繁に浸かるであろう土地には家を建てない方がいい。でも、水害があると分かっていながら住宅メーカーは家を建てて売る。噂ではそのような土地では安めに売るようだ。そして、安さに惹かれて買う人もいる。一旦家を建ててしまえば、「水害が起きてもらっては困る、市は対策せよ」となってしまう。

造成地にしても、造成地自体が盛り土をして作るため、地盤が弱い。造成地にある家は先の地震で随分被害に遭っている。つまり、市民の安全と財産を守ることを考えるなら、造成せずに家を建てた方が良い。熊本は土地が広いのだから十分可能だ。

龍田を見た後は、またタクシーに乗り込んで市電の上熊本営業所に移動。

暑いのだか、寒いのだか分からず、朝の冷たい空気と曇った感じで、冬用のウールのジャケットを来て行ったら、途中で暑くなりました。

(続く)




  1. 2018/04/09(月) 15:14:41|
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“日豪子連れママ議員”対談 

コスタリカ研究家の足立力也さんからの声かけで、オーストラリア上院にて初めて授乳をしたラッリッサ・ヲーターズ元上院議員と、去年の12月に対談しました。記事がアップされたので共有します。記事に掲載されているのは会話のほんの一部ですが、目指す社会像が似ており、話はとても盛り上がって楽しかったです。国は違うけど、気持ちは通じ合えて、世界各地でママたちが子育てに優しい社会をつくるために行動している、と実感しました。

https://hbol.jp/162800

ハーバー・ビジネス・オンライン
2018年03月29日 政治・経済

「私が子どもを議場に連れてきた理由~“日豪子連れママ議員”対談」

昨年11月、緒方夕佳・熊本市議が子連れで議会に出席しようとしたことが大きな話題になった。熊本議会事務局には緒方議員への行動に対する意見が支持・不支持含めて多数寄せられ、市議会は今年3月12日に会議規則を改正。「会議中は乳児を連れての出席を認めない」というルールを定めた。
 一方、オーストラリアには子連れどころか議場で授乳まで行った議員がいる。ラリッサ・ウォーターズ元上院議員だ。彼女たちは何を思って行動にでたのか? 2人の“子連れママ議員”が対談を行った。

報道が市民の反響を呼び、議会が変わり始めた
ラリッサ・ウォーターズ元上院議員:はじめまして! 緒方さんがお子さんを議場に連れていったという報道を拝見しました。その後、何か進展はありましたか?

緒方夕佳議員:乳児を連れての議会への出席はその後認められなくなってしまいましたが、議員活動と子育てとを両立させるため具体的にどういった要望があるのか、議会側が話を聞いてくれるようになりました。例えば、採決と授乳のタイミングが重なった時どうしたらよいかなどです。

 実はそのタイミングが重なって、投票し損ねてしまったことがありました。以前は議会事務局があまり協力的ではなかったんですが、今は子どもに何かあると議場に連絡をしてくれるようになりました。これは子どもを議場に連れてくる前にはなかったことです。


ウォーターズ:メディアの影響は大きかったですか?それともあなたの行動自身が変化の要因? あるいは両方?

緒方:メディアの影響は大きかったですね。報道を受けて、議会事務局には600もの意見が来たそうです。他の議員は当初、私に対して「子どもを議場に連れてきたこと」を理由に処分しようとしていたのですが、反響の大きさに影響されて、処分理由が「議事を40分遅延させたこと」に変わったのです。

ウォーターズ:あら。でもそれはよかったですね。議事をたった40分遅らせただけで、古い偏見に満ちた人びとを変えたんですから。

7か月の乳児を“傍聴人”扱い

緒方夕佳・熊本市議。我が子を議場に連れてきたことで話題となった

緒方:仕事と子育ての両立に悩む女性はたくさんいます。悩んでいるからこそ、賛否両論に分かれたのだと思います。賛成してくれた方は「行動してくれてありがとう」とおっしゃってくれました。
ウォーターズ:私の時も大きな反響がありました。中でも多かったのは「私は子どもを職場に連れて行くことができないから、あなたができるといいですね」というものでしたよ。

緒方:一方で、男女双方から批判も受けました。ある男性優位の職場で働いている女性からは、私の行動が彼女の状況を悪くするとのお叱りも受けました。

ウォーターズ:私にも「議員と子育ては両立できない。片方に集中すべきだ」という意見がきましたよ。「政治家は恵まれているんだから自重しろ」とか。ほとんどが男性でしたが(笑)。

 男性をどうやってこの運動に巻き込むかは重要ですね。仕事と子育ての両立に関して何が問題なのか、目に見える形で表現することで、理解してくれるようになる人もいます。これまで多くの女性たちは、自分たちが抱えている問題を隠すように生きてきました。真実を隠したら、力を持っている人たちが問題を理解してくれません。

 ところで、そちらの議会のルールはどうなっていたんですか?

緒方:議会というのは基本的に男性的で、議場に子どもを連れてくることに関しては今まで何のルールもなかったんです。当初、赤ちゃんを議場に連れてくることを相談した時、議会からは何の反応もありませんでした。実際に連れてくると、事務局は「それはルール違反ではないか。傍聴人は議場に入れないというルールがある」と言い、突然赤ちゃんを“傍聴人”扱いし始めました。

ウォーターズ:バカバカしいですね(笑)。

緒方:ええ。7か月の赤ちゃんが。

ウォーターズ:議会を傍聴していると(笑)。そもそも私は、赤ちゃんのケアをしながら仕事をする権利を訴えたかったのです。


議場で我が子を抱くラリッサ・ウォーターズ元豪州上院議員。議長や多くの同僚たちに祝福されたという

ウォーターズ:私の場合ですが、実は、議場で授乳することは事前にルール化されていたのです。実際にやったのは私が初めてでしたが、私はルールを破ったわけではありませんでした。だから、私が授乳したことに関して、議会では誰も不満を述べませんでした。
 私の同僚たちは喜んでいました。そこが緒方さんとはちょっと違うところでしょうか。子どもをケアする人が自分以外にいない場合は、議場に子どもを連れてくるだけではなく、授乳することもできます。お腹いっぱいになって眠りに落ちたらそのまま抱っこして、おむつ替えが必要な時は別室にて可能です。

 もともと下院のほうが先にルール化されていたのですが、議長は同じルールを上院にも適用することに前向きで、実際そのようになりました。今では

・乳幼児(infant)であること
・子どもをケアする人が他に誰もいないこと
・議事を妨げないこと

 を条件に同行が許されています。

オーストラリアでも起きていた“赤ちゃん退場事件”
ウォーターズ:実は、緒方さんのケースと同じような事件が、2009年にオーストラリアでもあったんです。


 当時の上院議員、サラ・ハンソン・ヤングが2歳の娘を議会に連れてきていた時、突如予期せぬ採決が始まりました。その時娘を見てくれる人が誰もいなかったので、彼女は娘を膝の上に乗せて議場の席につきました。娘はおとなしくしていたんですが、議長が「議場に“よそ者”(stranger)がいる」と言い、「傍聴人は議場から出るように」と命令し、赤ちゃんを外に出さざるを得なくなってしまいました。

 そうこうしているうちに投票が始まってしまい、サラは議場を出ることができなくなりました。赤ちゃんと引き離されてしまったんです。サラにとっては非常にストレスになる体験だったし、オーストラリア社会に対して非常に悪いメッセージを発してしまいました。

 その時の教訓があったからこそ、私のケースでは事前にルール化をすることができました。当時は“よそ者”を議場に入れてはいけないというルールがあったので、議会はそのルールを厳格に適用しようとしたんです。

 ですから、私はそのルールはアップデートされるべきだ、なぜなら子どもは面倒をみられるべきだからだと主張しました。女性議員やその家族を巻き込んだ議論が進められ、今に至っています。その結果、先に述べたような条件のもとで子連れOKになったんです。

議員が率先して行動することの意味

議場で授乳した昨年は緑の党の副代表も務めるなど、ウォーターズ氏は豪州の代表的な政治家のひとりとして知られる
ウォーターズ:国会議員は、他の仕事より融通がきくと思われています。確かにその通りで、その意味で私は幸運だったかもしれません。誰もがそんなラッキーじゃないでしょう。職場改革で赤ちゃんのいる議員に優しい議会にする機会を得たのも、そのためかもしれません。
「私は子どもを職場に連れて行くことができないから、政治家であるあなたができるといいですね」という多くの意見と、「政治家は恵まれているんだから自重しろ」という正反対の少数意見は、どちらも私が議員だったから出た反応だと思います。

 ただ、議会というのは、一般に思われているほど小さな子どもがいる母親に優しい職場ではありません。女性は少ないし、彼女たちも全員が現役の母親というわけではありません。オーストラリアの上院には託児所がありますが、3歳以上5歳以下、9時~17時しか受け入れてくれません。私たちの仕事は拘束時間が不規則だし、決して赤ちゃんや子育て中の親にいい環境とは言えません。

 私たちは、公の場で授乳することを当たり前にしたいのではなく、赤ちゃんをケアするという基本的な権利を行使したいだけです。こちらでも古い考え方だと公の場で授乳するのはよくないとされますが、赤ちゃんがお腹をすかせてぐずり出したら授乳する、ただそれだけです。

 私たち議員は意思決定機関という特別な場所で働いているのですから、意思をはっきり示すことが重要です。それによって社会に影響を与えることができます。私がその役割を担って、多くの女性を勇気づけられたことはよかったと思います。

緒方:私が行動を起こした理由のひとつも、若い母親女性に対して議会をもっとオープンにするためでした。これは世界共通の問題ですね。

政治とは“善き意思”によって前進するもの
緒方:ちなみに、乳幼児とは12か月以下という意味ですか?

ウォーターズ:鋭い質問です。広い解釈をするため、はっきりと齢を決めているわけではありません。授乳した時娘は10週間で今10か月なんですが、将来の議長が、例えば2歳までとか、より厳しい解釈をするか、あるいは4歳までとするか、どうかは分かりません。どれくらい母親に対するサポートが強いものになるか、それが私たちの次のステップということになります。どうなるかはまだわかりません。

緒方:では今後どうなるかわからない?

ウォーターズ:ええ、ただ政治というのは“善き意思”(good will)によって進んでいくものですから、それに期待したいです。私のケースでは、議長が“善き意思”を示してくれましたと感じましたが、理解のない人が議長になったら困りますね。

【緒方夕佳】
熊本市議会議員(無所属)。昨年11月、当時生後7か月の長男を議場に連れてきたことが報道され、賛否両論の大議論となった。

【ラリッサ・ウォーターズ】
元オーストラリア上院議員(緑の党)。昨年5月、生後7週間の赤ちゃんを議場に連れ、同国史上初めて“国会議場で授乳した母親”となって世界的話題をさらった。

<まとめ/足立力也(コスタリカ研究者。著書に『丸腰国家~軍隊を放棄したコスタリカの平和戦略~』(扶桑社新書)など。コスタリカツアー(年1~2回)では企画から通訳、ガイドも務める)>

  1. 2018/03/29(木) 20:37:14|
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議員って何やってるの?議会編 軽微な案件①


【議案表紙】

毎年最初にある議会が第一回定例会です。毎年2月下旬から3月下旬頃まであり、来年度の予算と200位の案件を審議するヘビーな議会となっております。議会中、私がどんなことをしているか何回かに分けて、具体的に紹介してみたいと思います。議案と言って、議会が議決すべき案件の中には、軽い調査で済んで賛否も決めやすいものと調査に時間がかかり賛否に悩むものとあります。今日は前者の紹介です。


【議案の57ページ 議第56号 「熊本市専用水道条例を廃止する条例の制定について」】

議案の57ページを見てみると、

「議第56号熊本市専用水道条例を廃止する条例の制定について、熊本市専用水道条例を廃止する条例を次のように制定する。

熊本市専用水道条例を廃止する条例

熊本市専用水道条例(平成22年条例第71号)は廃止する。

(提出理由) 
熊本市専用水道条例(平成22年条例第71号)を廃止するため、この条例を制定する必要がある。
これが、この条例案を提出する理由である。」

とあります。「条例を『廃止する条例』を制定する必要があるのか〜。回りくどい感じがするな〜。はて、「熊本市専用水道条例とは何だろう?廃止していいものなのかな。」と思い、熊本市のホームページにいき、「熊本市専用水道条例」を検索。出てきました。http://www1.g-reiki.net/kumamoto-city/reiki_honbun/q402RG00001012.html

これによると城南舞原の240人に対して水を供給する水道に関する条例なのだと分かりました。
しかし、これを見てもこの条例を廃止して良い理由は見えて来ません。どうして廃止するのだろう?


【議案一覧】

議案の他に、議案一覧という文書が用意されてあります。
この中に、簡単な議案の説明があるのですが、これを見ても、「熊本市専用水道条例を廃止するため、この条例を制定するもの」とあり、廃止の理由などは分かりません。そこで、議案一覧の中で、この案件の担当課を探してみると、「南区役所城南まちづくりセンター」とありました。南区役所城南まちづくりセンターの電話番号を調べて、電話しました。担当者の方につないでもらうと、以下のことが分かりました。

「この水道は、城南町が建てた、「雇用促進住宅」用にポンプで水をくみ上げて供給していた水道のこと。
今回、この雇用促進住宅を民間に払い下げた。この民間業者が上水道に切り替えることにしたため、元の水道は不要になった。そのため、この条例を廃止することにした。『どうやら、条例を廃止するためには、廃止する条例を定めないといけないみたいなんですよ。』」

なるほど。よく分かりました。これは賛成できます。

そして、先述した賛否の表に○をつけて賛意を表明します。

私は、こういう感じで一つ一つの案件をみていって賛否を決めています。

今回は、調査が簡単で賛否も悩まないものの案件の一例でした。

  1. 2018/03/21(水) 15:56:24|
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「議論が必要」というコメントは何だったのかーウェジーより

私が去年、赤ちゃん同伴で議会に出席しようとして以降から、3月12日に熊本市議会がほぼ議論なく会議規則の改正を行ったことまでを丁寧に追って、『熊本市議会には、議会に乳児を連れて行くことを禁止するのではなく、女性や妊娠・子育て中の議員が参加しやすい環境作りの先駆けとなってほしい。』と締めくくってくれている記事。当事者目線を感じます。


http://wezz-y.com/archives/53159

以下、本文転機
ーーーーーーーーーー
乳児の入場を禁止する改正案を熊本市議会が可決。「議論が必要」というコメントはなんだったのか

今月12日、熊本市議会は議場に入場できる者を制限することを明文化した会議規則の改正案を可決した。昨年11月に同議会議員の緒方夕佳市議が自身の息子である乳児を連れて議会に出席しようとしたことを受けての対応だ。

 規則の改正案では、議場へ入場できる者を次のように定めた。①議員②議長から出席を求められた者③議長が特に必要と認める者。委員会への入場についても同様に定めた。緒方市議と一名を除いた全員が賛成し、可決している。

 NHKの報道によると、採決のあと澤田昌作議長は「子ども連れで議場に入ることが子育て中の議員の活動しやすい環境の整備につながるとは思わない。現時点では認めるつもりはない」と話したのだという。一方、緒方議員は「女性が活躍できて子育てしやすい社会の流れがさらに進む内容かどうかに疑問が残り、十分な議論が尽くされないままで本当にいいのかと思う」と話したのだそう。

 今回の規則改正の発端は昨年11月22日に遡る。その日、緒方市議は、生後7カ月の長男を連れて議場に入場し、自席に着席した。議長らが子どもを連れた緒方市議を取りかこみ押し問答になった末、緒方市議は別室に移動し、友人に長男を預け議場に戻った。開会は約40分遅れた。

 緒方市議は行動の理由を「仕事と子育てを両立し女性が活躍できるような議会になってほしい」と説明。東京新聞のインタビューでは、「子育ての悩みが個人の問題にされる社会にメッセージを送りたかった」とも語った。

 緒方市議の行動については、SNSでも意見がわかれていた。賞賛の声をあげる人もいれば、制度が整っていないことは問題だが強行的な手段に問題があると眉をひそめる人もいたし、緒方市議を糾弾する人もいた。

市議会議員の中でも意見はわかれていていた。毎日新聞の報道によると、緒方市議の行動について「原口亮志市議は『個人的な理由で議事進行を妨げたのは問題で懲罰の対象だ』と批判。共産党の那須円市議は「『事前に議会運営委員会に相談すべきだった』としながら『欧州では乳児を連れて議場に入ることもある。子育て世代の議員活動について議論が必要だ』」と述べていたのだという。また沢田議長は「『子育てが大変で思い詰めた部分もあったのだろう。子連れでも議会に参加できる仕組みを考えたい』と述べ、近く開催する議会活性化委員会で議論する方針」を示していたという。

 また大西一史熊本市長は、ツイッターに「議場の赤ちゃん連れについて、議会のルールについては執行機関側の長として発言は控えますが、この件を単なるパフォーマンスとしないためにも、子育てと仕事を両立する事がとても大変で困難な環境が沢山ある事を広く社会問題として捉え、一つ一つの改善策を議論する事が政治の仕事だと私は思います」とも投稿している。

 緒方市議の手法については評価がわかれるところかもしれないが、こうした発言を見る限り、緒方市議が求めていた「仕事と子育てを両立し女性が活躍できるような議会」に変化していく可能性を感じさせるコメントは確かにあった。

 しかし、実際は、わざわざ議会へ乳児を連れて入れないようにするための改正案が提出され、ほぼ全会一致で可決されるという結果に終わっている。

 また緒方市議は、以前から議会内託児所や防音された傍聴席の設置を求めていたが、実現しなかったため長男との議場入場に踏み切ったとも述べていた。この要望に対して議会事務局は「『託児所を設けても当面は緒方氏専用になりかねず、市民の理解を得られない』と説明」したのだという。

 事務局の説明からは、子育て中の議員の参加を積極的に推進していこうという意志は感じられない。子供がいても参加しやすい環境があってこそ参加意欲が出てくるのであって、環境を整えることが先ではないだろうか。

 議場に乳児を連れて入ることの是非は置いておくとしても、議会のこのような対応には不信感さえ抱かざるを得ない。11月の騒動の際には「開会の際に議長が議事進行の遅れを謝罪したところ、男性議員から『おわびする人間が違う』とやじが飛んだ」のだという報道もされている。本当に子育て中の議員も参加しやすい環境を整える気があるのだろうか。

 日本の国会の男女比はおよそ9:1、平均年齢は54.7歳。市議会になると女性議員がゼロというところもある。子育ては決して女性だけの役割ではない。共働きで育児をしながら議会に参加しやすい環境作りがなされることは、誰にとっても望ましいものではないだろうか。熊本市議会には、議会に乳児を連れて行くことを禁止するのではなく、女性や妊娠・子育て中の議員が参加しやすい環境作りの先駆けとなってほしい。
(もにか)

  1. 2018/03/19(月) 22:14:14|
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授乳拒否から始まりドイツの風に希望を感じた

この日は一日中議会棟近辺で予定が入っていたので、まず懸案は赤ちゃんをどうするか。
午前10時からは議会等にて予算の説明を受ける
午後2時から議場にてハイデルベルグ市長の講演と訪問団への歓迎コンサート
夕方6時からはキャッスルホテルにてハイデルベルグ訪問団との懇親会 
と夜までの予定。

まず懸案の授乳について、朝一で議長に、予算の説明の最中やコンサートの時に授乳のために赤ちゃんや介助者が入室する可能性があることを知らせる文書を持参してお話しする。文面は以下のようなもの(抜粋)。

『昨年は、「これから議員活動と子育ての両立の仕組みをつくる議論を始めます」というお言葉を頂き、ありがとうございます。さて、本日の全員協議会や議場での合奏・合唱の際に授乳のために赤ちゃんや介助者が入室する可能性があることをあらかじめお知らせいたします。
引き続き、議員活動と子育ての両立のためにご尽力いただけますようお願い申し上げます。』

澤田議長は難色を示す。「ドイツからの訪問団の前で混乱が起きれば恥ずかしいけん。」と。混乱しなければいい話なのだけど。後から来た藤山副議長ははっきり議場や予算決算委員会室での授乳はだめだと言った。特に午後2時からは場所は議場ではあるけれど、小学生・中学生による合奏や合唱が披露される歓迎コンサートという事で、授乳してはいけないなどということは全くないはずなのでおかしい対応である。授乳という自然なこと。それをしたことがないためにこんなにうろたえてしまう、または抑え込もうとする男性たち。「何をそんなにおそれているのですか?」と喉元まで出たが尋ねなかった。ベビーシッターさんが赤ちゃんを連れて来て、私が席で授乳したとしても、おそらく気づかない人が大半であるくらい造作のないことである。結局、全員協議会の時間になったので、お話はお開きになった。

朝は10時から議会棟の予算決算委員会室で全員協議会。熊本市議会の全員協議会とは残念ながら名ばかりで、何も協議せず、来年度の予算の説明を受けただけ。しかもその説明も、熊本市の担当局長らが早口で原稿を読み上げるだけのものなので、早すぎて何て言っているか分からないことも多かった。これから分厚い予算の資料を理解するにはまた聞き取りなど時間がかかるが、一般質問の準備もあるので、優先準備を決めねば。まずは一般質問に集中。今週中に資料集めをして、来週中に質問作りと構成を考え、担当課と折衝するというのが理想的な段取りだけど、今週は議会運営委員会や要望提出、体の治療などもありかなり厳しいな。

午後2時からの議場におけるドイツ訪問団歓迎コンサートは五福小学校の合奏と東町中のコーラスだった。素晴らしかった。特に中学生の「ふるさと」は感動して涙が出そうで、こらえていた。その後はハイデルベルグ市長、Eckart Wurzner(エカート・ヴェルツナー博士)によるハイデルベルグ市の現在と未来のビジョンの紹介だった。これも素晴らしく、参考になる点があった。ハイデルベルグの未来のビジョンは市民参加で作られており、「使用するエネルギーを100パーセント再生可能エネルギーにする」ビジョン。さすがドイツ、意識が高い。明確に「火力・原子力・石炭などでなく」と否定していて嬉しかった。「ハイデルベルグにとって「知」が最も大切なもの。過去10年で教育予算を2倍にした、多数のノンフォーマル教育や研究の機会、退学者数全国最低レベル、乗用車の利用から公共交通や自転車の利用へ転換」などなど。「進んだ街=環境に優しい」と捉えていることがみなさんに伝わっているといいな、と思う。

夕方ホテルキャッスルにてあった歓迎会の時に、市長に直接聞いてみた。市長は博士号を取得しているが、専門は予想通り環境分野だと分かった。「日本ではまだドイツほど環境に対する意識が高く無い。どのようにしたら意識を高められますか。」との問いに「環境を守ることは、自分の地域にビジネスを戻して、地域経済が潤うことを意味するのだ、と説明することが大切」と言っていた。ドイツのGLS(社会的銀行)(個人の方のブログですが参考までに。http://blog.goo.ne.jp/yomogi_2005/e/219276873b690457687974b854071db5)について最近知ったことを話すと、Sparkasse(はっきりとした訳はまだ分からないが、州立銀行や地方貯蓄銀行などのこと)の存在を教えてくれた。Sparkasseの存在によって、お金が市にあり、事業者がお金を借りたい時は、私がサインをしてお金を貸すのだ、と説明していた。なんと!感動した。現在の社会体制の中で、お金を持つものが力を持っている。熊本市のように銀行からお金を借りて利子を払って返すのではなく、その反対なのだ。日本は国と民間がお金を持っていて、「地方自治」とはまだ程遠い状況だ。ドイツの地方自治体はその力を手放さないようにしてるんだな。学ぶところがたくさんある。

長い1日だったけど、充実した一日だった。

  1. 2018/02/19(月) 07:07:28|
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